伊射奈岐神社 (天理市)
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伊射奈岐神社 | |
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所在地 | 奈良県天理市柳本町1899 |
位置 | 北緯34度33分26.8秒 東経135度50分44.4秒 / 北緯34.557444度 東経135.845667度座標: 北緯34度33分26.8秒 東経135度50分44.4秒 / 北緯34.557444度 東経135.845667度 |
主祭神 |
伊邪那岐神 菅原道真 |
社格等 | 式内社(小)・村社 |
本殿の様式 | 春日造 |
例祭 | 10月15日 |
地図 |
伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ)は、奈良県天理市にある神社。崇神天皇陵近くの大和天神山古墳に鎮座する。
歴史
[編集]延喜式神名帳にある城上郡の伊射奈岐神社に比定される。楊本天神、楊本天満宮と称し、かつては南東の山田垣内にあったといわれる。文明年間には現在地に鎮座し、楊本の総鎮守とされていた[1]。寛正2年4月6日(1461年5月24日)には興福寺大乗院主・尋尊が、天文22年2月28日(1553年4月20日)には三条西公条が参詣している[2]。同24年8月29日(1555年9月24日)には後奈良天皇が綸旨を下し、8月だった神事を9月に定めるとともに、柳原淳光に皇室再興を祈らせた。江戸時代には柳本藩主織田氏の庇護を受け、柳本藩社と呼ばれた。
かつては神事は8月10日に行なわれ、3斗が神楽料にあてられていた[3]。祭礼は簡素化されたが、明治初期までは猿束、狐束、柘榴束などと呼ぶ7種類の御供を作って渡御をする神事があり、元亀2年8月10日(1571年9月9日)に作られた御供用の板木2枚が残っていた。板木は桜で、1枚は表に鮎、裏に梅と蝦を、もう1枚には鯉が描かれる。
アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)