伊勢郵便局
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伊勢郵便局 | |
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基本情報 | |
正式名称 | 伊勢郵便局 |
前身 | 山田郵便取扱所、山田郵便局 |
局番号 | 22003 |
設置者 | 日本郵便株式会社 |
所在地 |
〒516-8799 三重県伊勢市岩渕3-6-10 |
位置 |
北緯34度29分14.5秒 東経136度43分02.7秒 / 北緯34.487361度 東経136.717417度座標: 北緯34度29分14.5秒 東経136度43分02.7秒 / 北緯34.487361度 東経136.717417度 |
貯金 | |
店名 | ゆうちょ銀行 代理店 |
保険 | |
店名 | かんぽ生命保険 代理店 |
特記事項 | |
ゆうゆう窓口は24時間営業 ATMホリデーサービス実施 |
伊勢郵便局(いせゆうびんきょく)は、三重県伊勢市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
概要
[編集]沿革
[編集]- 1872年3月9日(明治5年2月1日) - 山田八日市場町(現・伊勢市八日市場町)に郵便取扱所が開設[1]。
- 1872年5月11日(明治5年4月5日) - 山田一志久保町(現・伊勢市一志町)に山田郵便役所が開設[1]。通常郵便事務開始。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 山田郵便局(二等)となる。翌日より郵便為替事務開始。
- 1878年(明治11年)7月10日 - 郵便貯金事務開始[2]。
- 1880年(明治13年)6月15日 - 山田電信分局設置、電信事務開始(宇治山田町大字岡本町)[3]。
- 1881年(明治14年)3月25日 - 山田岡本町(現・伊勢市岡本町)に移転[4]。
- 1886年(明治19年)2月26日 - 宇治山田町下中之郷町(現・伊勢市宮町)に移転[5]。この年の4月26日に三等局となる。
- 1887年(明治20年)3月31日 - 宇治山田町岡本町(現・伊勢市岡本町)に移転[6]。
- 1891年(明治24年)8月1日 - 電信局と合併して、山田郵便電信局となる。
- 1893年(明治26年)2月21日 - 小包郵便事務開始[7]。
- 1902年(明治35年)1月15日 - 宇治山田町豊川町(現住所不明)に移転、二等局となる。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い山田郵便局となる。
- 1907年(明治40年)2月26日 - 電話通話事務を開始[8]。
- 1907年(明治40年)3月26日 - 宇治山田市岡本町(現・伊勢市岡本町)に移転。
- 1908年(明治41年)2月16日 - 電話交換業務を開始[9]。
- 1909年(明治42年)5月14日 - 宇治山田市豊川町(現・伊勢市本町、伊勢神宮外宮前)に新築移転[10][11]。
- 1923年(大正12年)12月12日 - 山田郵便局電話分室が開設[12][13][14]。
- 1942年(昭和17年)2月1日 - 普通郵便局となる。
- 1949年(昭和24年)2月21日 - 山田郵便局より山田電信局・山田電話局が分離[15]。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 伊勢郵便局に改称[16]。
- 1956年(昭和31年)9月21日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1966年(昭和41年)6月1日 - 局舎所在地の町名が「伊勢市豊川町」から「伊勢市岩淵一丁目」に変更される[17]。なお、局舎移転後の1968年(昭和43年)9月1日、同所(旧局舎跡地)の町名が「伊勢市本町」に変更された[18]。
- 1967年(昭和42年)11月27日 - 伊勢市岩淵一丁目から、同市岡本町に局舎を新築、移転。
- 1998年(平成10年)9月1日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2000年(平成12年)2月21日 - 伊勢市岡本三丁目20-3から、岩渕三丁目6-10(三重交通バス駐車場跡)に局舎を新築、移転。
- 2000年(平成12年)9月18日 - 豊浜郵便局(〒515-0599→〒515-0502)、宮本郵便局(〒516-1199→〒516-1102)から集配業務を移管。
- 2006年(平成18年)10月1日 - 小俣郵便局(〒519-0599→〒519-0503)、二見郵便局(〒519-0699→〒519-0606)から集配業務を移管[19]。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業伊勢支店に一部業務を移管。
- 2010年(平成22年)2月1日 - 郵便事業伊勢支店が統括する浜島集配センターおよび宿田曽集配センターを廃止し、取扱事務をそれぞれ阿児集配センターおよび五ヶ所集配センターに承継した。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業伊勢支店を伊勢郵便局に統合。
取扱内容
[編集]- 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
- 貯金、為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託
- 生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、変額年金保険
- ゆうちょ銀行ATM
- 「515-05xx」「516-00xx」「516-08xx」「516-11xx」「519-05xx」「519-06xx」区域(伊勢市=旧度会郡御薗村域、旧度会郡小俣町域、旧度会郡二見町域各々を含み、朝熊町の一部を除く)の集配業務
- ゆうゆう窓口
風景印
[編集]周辺
[編集]アクセス
[編集]参考文献
[編集]- 『宇治山田市史 上巻』(宇治山田市役所編、昭和4年発行、昭和63年復刻、国書刊行会発行)
- 『伊勢市史』(伊勢市役所、昭和43年発行)
- 『宇治山田明治年代記』(倉田正邦 校訂、三重県郷土資料刊行会 昭和57年5月1日発行)
- 『全国郵便局沿革録 明治編』(山口修監修 日本郵趣出版 1980年12月28日発行)
- 『東海の電信電話 -90年のあゆみ-』1962年10月27日発行、編集:日本電信電話公社東海電気通信局、発行所:社団法人電気通信協会名古屋支部
脚注
[編集]- ^ a b 『全国郵便局沿革録 明治編』には、1871年4月20日(明治4年3月1日)に山田郵便取扱所として開設。1873年(明治6年)に山田郵便役所となった、との記載
- ^ 三重県布達 天甲第百六号 明治十一年六月廿二日(『松阪市史 第十四巻』(1982年)に記載)、『伊勢市史』(昭和43年)では1876年(明治9年)1月1日に郵便貯金事務開始と記載。
- ^ 『東海の電信電話』p734
- ^ 『伊勢市史』(昭和43年)での記述。『宇治山田市史』(昭和4年)では1880年(明治13年)6月に移転と記載。『宇治山田明治年代記』(昭和57年)では移転の記載無し。
- ^ 『伊勢市史』(昭和43年)での記述。『宇治山田市史』(昭和4年)および『宇治山田明治年代記』(昭和57年)では同年11月に移転と記載。
- ^ 『宇治山田明治年代記』(昭和57年)での記述。『宇治山田市史』(昭和4年)および『伊勢市史』(昭和43年)では移転の記載無し。
- ^ 『伊勢市史』(昭和43年)での記述。『宇治山田明治年代記』(昭和57年)では1892年(明治25年)6月16日に小包郵便開始と記載。
- ^ 『明治四十年 法令全書』告示一六二頁 明治四十年二月二十五日 遞信省第七十四號
- ^ 明治四十一年 法令全書 告示二九九頁 明治四十一年二月十五日 遞信省第百三十六號
- ^ 1909年(明治41年)11月25日起工、翌年5月14日竣工。1967年(昭和42年)の新局舎への移転後、旧局舎は1969年(昭和42年)4月に博物館明治村へ移築された。伊勢市の旧市名(宇治山田市)をとって、新たに「宇治山田郵便局舎」と名付けられ、博物館明治村簡易郵便局として使用されている。
- ^ 『宇治山田明治年代記』(昭和57年)では同年5月21日竣工と記載。
- ^ 「宇治山田新交換局 十四、五、六の三日公開」伊勢新聞 1923年12月12日付 夕刊 2面
- ^ 「新電話室開設」大阪朝日新聞 1923年12月13日付 3面 東海版
- ^ 「津より先へ複式になった山田局」伊勢新聞 1923年12月15日付 夕刊 1面
- ^ 昭和24年2月18日付官報(第6628号)郵政省告示第六十五号、第六十六号
- ^ 昭和30年3月4日付官報(第8450号)郵政省告示第二百四十四号
- ^ 昭和41年5月24日三重県告示第401号、昭和42年3月22日三重県告示第147号
- ^ 昭和43年6月25日三重県告示第421号
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成18年9月20日発表分
関連項目
[編集]- 博物館明治村簡易郵便局 - 当局の旧局舎が博物館明治村へ移設され、なおかつ簡易郵便局として利用されている。