伊万里鉄道
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伊万里鉄道 | |
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運行 | 1898–1898 |
後継 | 九州鉄道・国鉄・JR九州を経て松浦鉄道西九州線 |
軌間 | 1067mm |
伊万里鉄道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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伊万里鉄道(いまりてつどう)は、明治時代中期に現在の松浦鉄道西九州線のうち有田駅 - 伊万里駅間を建設・運営した鉄道会社である。
主な建設の目的は、現在の有田町で造られる陶磁器(有田焼)の伊万里港への輸送、初代の九州鉄道と伊万里との連絡、伊万里地区の炭田で産出する石炭の輸送であった。しかし、物価騰貴のための増資を度々行い、資本金を40万円としたが、それでも資金が不足し借入金に頼ることになる。これが経営の足かせとなり、開業から1年を経ずに九州鉄道に合併された。
沿革
[編集]松浦鉄道西九州線の項目も参照されたい。
- 1895年(明治28年)9月17日 伊万里鉄道設立
- 1896年(明治29年)
- 1898年(明治31年)8月7日 有田 - 伊万里間開業[3]
- 1898年(明治31年)12月28日 九州鉄道に合併[4]
駅一覧
[編集]現在上記のほかにある中間駅は国鉄・松浦鉄道により開業したものである。
車両
[編集]九州鉄道に引き継がれた車両は機関車2両、2軸客車8両、貨車20両
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脚注
[編集]- ^ 「私設鉄道敷設仮免状下付」『官報』1896年2月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「私設鉄道敷設免許状下付」『官報』1896年6月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「明治31年度鉄道線路開業哩数細別表」『鉄道局年報. 明治31年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「解散会社」『鉄道局年報. 明治31年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献
[編集]- 『日本鉄道史 中編』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 『伊万里市史』近世近代5 2007年、813-817頁