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仙台エアカーゴターミナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙台エアカーゴターミナル株式会社
SENDAI AIR CARGO TERMINAL CO., LTD.
種類 株式会社
略称 SACT(サクト)
本社所在地 日本の旗 日本
989-2401
宮城県名取市下増田字南原無番地(仙台空港内)
設立 1993年4月14日
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 5370801000132 ウィキデータを編集
事業内容 航空貨物の取扱に係る貨物施設の管理・運営
代表者 代表取締役社長 伊藤克彦
資本金 14億3750万円(2013年4月現在)
発行済株式総数 28,750株
従業員数 10人(2013年4月現在)
決算期 3月末
主要株主 宮城県 27.5%
日本政策投資銀行 12.5%
仙台市 7.0%
仙台空港ビル 6.3%
外部リンク http://sendai-aircargo.co.jp/
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仙台エアカーゴターミナル株式会社(せんだいエアカーゴターミナルかぶしきがいしゃ、英称 : SENDAI AIR CARGO TERMINAL CO., LTD.)は、かつて存在した仙台空港の航空貨物の取扱及び施設の運営・管理を行っていた第三セクター企業である。宮城県名取市に本社を置いていた。

概要

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仙台空港ターミナルビル西の近隣に位置する。仙台空港の航空貨物取扱施設の整備、運営体制の確立、航空による物流拠点の形成を目的に、宮城県が中心となって設立した。仙台空港民営化に伴い、2016年2月に民間企業である仙台国際空港株式会社の完全子会社となり[1]、同年6月に同社に吸収合併され解散した[2]

主な施設

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  • 国際貨物棟
  • 航空会社貨物棟 - JALカーゴANAカーゴが入居し、運営する。
  • 国内貨物代理店棟
  • テント倉庫
  • 燻蒸庫
  • 冷凍・冷蔵庫

沿革

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  • 1993年
    • 4月14日 - 設立。
    • 9月 - 国内貨物施設、供用開始。
    • 12月 - 国際貨物施設、供用開始。
  • 1999年11月 - 航空会社貨物棟・国内貨物代理店棟、供用開始。
  • 2000年7月 - 国際貨物棟、供用開始。
  • 2011年
    • 3月11日 - 東日本大震災発生。津波により流れてきた自動車から引火し、延焼。国際貨物棟が焼失。
    • 4月 - 業務再開。
    • 7月 - 航空会社棟・国内貨物代理店棟、復旧。
    • 9月 - 国際貨物棟、解体[3]
  • 2013年5月 - 新・国際貨物棟、再建に伴い完全復旧。
  • 2016年
    • 2月1日 - 仙台国際空港株式会社の完全子会社となる。
    • 6月1日 - 仙台国際空港株式会社に吸収合併され解散。

脚注

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  1. ^ <仙台空港民営化>ビルと貨物 子会社化 河北新報(2016年2月2日)
  2. ^ 吸収合併公告 (PDF) 仙台国際空港株式会社(2016年4月28日)
  3. ^ SACT保税業務を来週再開 仙台空港の復旧順調 国際貨物棟の解体は9月完了 日刊CARGO(2011年7月27日)

関連項目

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外部リンク

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