亡霊学級
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『亡霊学級』(ぼうれいがっきゅう)は、つのだじろうによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたビデオ作品。
概要
[編集]『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)において、1973年に夏休み企画として不定期で連載された。全5話。単行本はチャンピオンコミックス(ISBN 4253030165)、秋田コミックスセレクト(ISBN 4253108555)、秋田文庫(ISBN 4253172946)としてそれぞれ全1巻で発売されている。
現代の日本を舞台にした恐怖漫画。日本特有の怪談話、都市伝説のような話を元に、実際に身近で起こりそうなリアリティを持たせて描いている。また、食事の前後に読まない方が良いほどの気持ちの悪い話も含まれている。
1996年、1997年に実写版のオリジナルビデオが製作されている。
本作の反響を受けて開始した『うしろの百太郎』(『週刊少年マガジン』(講談社)連載)がヒットし、1970年代当時の社会現象ともいえるオカルトブームが盛況となった。これを知った週刊少年チャンピオン編集長の壁村耐三は、「うちでやったものを講談社に出すとは何事か」と食って掛かり、つのだは仕方なく秋田書店でも『恐怖新聞』の連載を始める事になる[1]。
あらすじ・登場人物
[編集]第一話 ともだち
[編集]- 石原洋一(いしはら よういち)
- 三田夕子(みた ゆうこ)
- 守部八重子(もりべ やえこ)
第二話 虫
[編集]- 青野武志(あおの たけし)
- 山田(やまだ)
第三話 水がしたたる
[編集]- 山崎忠男(やまざき ただお)
- 水野先生(みずのせんせい)
第四話 手
[編集]- 中島(なかじま)
- 熊本(くまもと)
第五話 猫
[編集]- 猫塚タマ(ねこづか タマ)
単行本収録エピソード
[編集]- 亡霊学級「ともだち」「虫」「水がしたたる」「手」「猫」
- 短編「赤い海」
- 秋田コミックスセレクト版
- 亡霊学級「ともだち」「虫」「水がしたたる」「手」「猫」
- 恐怖新聞「生きていたモナリザ」「除霊(白の頁)」
- 短編「金色犬」「赤い海」
映画
[編集]- 『亡霊学級』(オリジナルビデオ)
- 『亡霊学級~少女の戦慄』(オリジナルビデオ)
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 日本移動通信(IDO) - ビデオ発売時IDOの携帯電話が当たる一大キャンペーンを行った。