井門富二夫
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人物情報 | |
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生誕 |
1924年10月2日 日本滋賀県大津市 |
死没 | 2016年3月29日 (91歳没) |
出身校 | 東京大学、シカゴ大学 |
学問 | |
研究分野 | 宗教学 |
研究機関 | 津田塾大学、筑波大学、桜美林大学 |
井門 富二夫(いかど ふじお、1924年10月2日[1] - 2016年3月29日)は、日本の宗教学者。筑波大学名誉教授。桜美林大学名誉教授。元日本宗教学会会長。専攻は宗教社会学、比較文化論。
経歴
[編集]1924年、滋賀県大津市生まれ。東京大学文学部で学び、1949年に卒業論文「十八世紀における福音主義教団の展開―教団近代化の様相」を提出して卒業した[2]。シカゴ大学大学院に留学(フルブライト奨学生)。
帰国後は文部省に勤務した。東京大学講師を経て、津田塾大学教授となる。筑波大学教授となり、哲学・思想学系地域研究科長をつとめた。筑波大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は桜美林大学初代国際学部長に就任。愛知学院大学でも客員教授をつとめた。
学界では日本宗教学会に属し[3]、文部省大学設置基準委員会においては津田塾大学、筑波大学、放送大学等のマスタープランの作成に参加。
受賞・栄典
[編集]家族・親族
[編集]書籍
[編集]著書
[編集]- 『市民の大学』東京大学出版会 1971年
- 『世俗社会の宗教』日本基督教団出版局 1972年
- 『日本文化の宗教的背景 日本人のアイデンティティの模索』日本国際教育協会 1973年
- 『神殺しの時代』日本経済新聞社 1974年
- 『大学のカリキュラム』玉川大学出版部 1985年
- 『大学のカリキュラムと学際化』玉川大学出版部 1991年
- 『比較文化序説 宗教と文化 』玉川大学出版部 1991年
- 『カルトの諸相 キリスト教の場合』岩波書店 1997年
編書
[編集]訳書
[編集]- タルコット・パーソンズ著『近代社会の体系 (現代社会学入門)』 至誠堂 1980年
- ジョゼフ・M・キタガワ著『東洋の宗教 近代化をめぐる苦しみ』 未來社 1981年
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 東京大学宗教史研究室(卒業論文)
- ^ 日本宗教学会