五月台駅
五月台駅 | |
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南口(2007年2月19日) | |
さつきだい Satsukidai | |
◄OH 23 新百合ヶ丘 (1.5 km) (1.3 km) 栗平 OT 02► | |
所在地 | 川崎市麻生区五力田3丁目18-1 |
駅番号 | OT01 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■多摩線 |
キロ程 |
1.5 km(新百合ヶ丘起点) 新宿から23.0 km |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]8,982人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)6月1日 |
五月台駅(さつきだいえき)は、神奈川県川崎市麻生区五力田3丁目にある、小田急電鉄多摩線の駅である。駅番号はOT 01[1]。
駅は丘の頂上にある。
歴史
[編集]- 1974年(昭和49年)6月1日:開設[2]。各停の停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日:区間準急設定、停車駅となる。
- 2006年(平成18年)3月:駅リニューアル工事完了。
- 2014年(平成26年)
- 2018年(平成30年) 3月17日:ダイヤ改正に伴い、多摩線準急廃止、各停のみ停車となる。
駅名の由来
[編集]多摩線計画当時は地名の「五力田」が有力候補であった[3]が、語呂が悪いこと[4]と泥臭いことが敬遠され[3]、「五力田」の「五」と、小字であった「大台」の「台」を取り、明るい五月のようなイメージでの街づくりを願って命名された[5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。2006年(平成18年)3月までの約2年間に渡り、駅大規模改修が行われ、エレベーターが新設された。トイレは上り線ホームに面して設置されている。
早朝時間帯(初電から7時30分)は駅員無配置となっている[6]。
2006年(平成18年)1月31日より、旅客上屋には太陽光発電用発電パネルが設置され、自動券売機や自動改札機などの電力に利用されている[7]。2010年には発車標が新設された[8]。
2012年度(平成24年度)に、各停を10両化出来るようホームを新百合ヶ丘方面に延長する工事が実施された[9][10]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先[11] |
---|---|---|---|
1 | 多摩線 | 下り | 唐木田方面 |
2 | 上り | 新百合ヶ丘・新宿・千代田線方面 |
利用状況
[編集]2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は8,982人である [小田急 1]。小田急線全70駅中63位である。
近年の乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[13] |
1日平均 乗車人員[14] |
出典 |
---|---|---|---|
1979年(昭和54年) | 775 | ||
1982年(昭和57年) | 1,376 | ||
1987年(昭和62年) | 3,587 | ||
1995年(平成 | 7年)2,717 | ||
1996年(平成 | 8年)2,831 | ||
1997年(平成 | 9年)2,960 | ||
1998年(平成10年) | 3,231 | ||
1999年(平成11年) | 3,339 | ||
2000年(平成12年) | 3,551 | ||
2001年(平成13年) | 3,641 | ||
2002年(平成14年) | 3,756 | ||
2003年(平成15年) | 8,245 | 3,820 | |
2004年(平成16年) | 8,496 | 3,955 | |
2005年(平成17年) | [小田急 2]8,394 | 4,164 | |
2006年(平成18年) | [小田急 3]8,722 | 4,360 | |
2007年(平成19年) | [小田急 4]9,015 | 4,492 | |
2008年(平成20年) | [小田急 5]9,220 | 4,598 | |
2009年(平成21年) | [小田急 6]9,275 | 4,624 | |
2010年(平成22年) | [小田急 7]9,496 | 4,756 | |
2011年(平成23年) | [小田急 8]9,608 | 4,762 | |
2012年(平成24年) | [小田急 9]10,128 | 4,996 | |
2013年(平成25年) | [小田急 10]10,170 | 5,016 | |
2014年(平成26年) | [小田急 11]9,978 | 4,960 | [神奈川県統計 1] |
2015年(平成27年) | [小田急 12]10,083 | 5,019 | [神奈川県統計 2] |
2016年(平成28年) | [小田急 13]10,169 | 5,038 | [神奈川県統計 3] |
2017年(平成29年) | [小田急 14]10,218 | 5,080 | [神奈川県統計 4] |
2018年(平成30年) | [小田急 15]10,234 | 5,070 | [神奈川県統計 5] |
2019年(令和元年) | [小田急 16]10,192 | 5,057 | [神奈川県統計 6] |
2020年(令和 | 2年)[小田急 17]7,951 | 3,944 | [神奈川県統計 7] |
2021年(令和 | 3年)[小田急 18]8,427 | 4,187 | [神奈川県統計 8] |
2022年(令和 | 4年)[小田急 1]8,982 |
駅周辺
[編集]駅南口に、モスバーガー、ツルハドラッグなどが入居する[15]小田急マルシェ五月台をはじめとして、他にもスーパーマーケットや医療機関、野菜直売所などがある。駅から徒歩圏内にはマンションが広がる。
駅北口には商店等はないが保育園が駅前にある。周辺は集合住宅と多くの一戸建て住宅から構成される住宅地である。葉積緑地・高尾根公園および野球場を備えた片平公園など、公園や緑地が多い。
バブル時から崩壊後まで空き地が広がっていたが、2000年代に入って新百合ヶ丘駅周辺の発展の影響でマンションなどが多く建設され空地が埋まり、一戸建てやマンションが立ち並ぶ住宅街となっている。
かつて、神奈川県立柿生西高等学校が存在していた際は通学利用駅にもなっていた。
北口
[編集]- 五月台ルミナス保育園
南口
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 五月台駅のご案内 小田急電鉄、小田急電鉄株式会社、2021年8月22日閲覧
- ^ 「小田急多摩線きょう開業 新百合ヶ丘 - 永山間」『交通新聞』交通協力会、1974年6月1日、2面。
- ^ a b 吉川文夫 編『小田急 車両と駅の60年』大正出版、1987年、130頁。
- ^ 生方良雄「小田急電鉄 多摩線開通」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第2号、電気車研究会、2002年12月、126頁。
- ^ 『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年、271頁。
- ^ “五月台駅のご案内|小田急電鉄”. web.archive.org (2022年2月28日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ “小田急多摩線5駅で太陽光発電システムを導入”. 2015年8月21日閲覧。
- ^ 小田急電鉄 2010年度の鉄道事業設備投資計画 ②.行先案内表示装置の新設 (PDF)
- ^ “2012年度の鉄道事業設備投資計画 輸送サービスの向上に291億円” (PDF). 小田急電鉄. 2012年5月13日閲覧。
- ^ 「各駅停車の10両化に向けた工事を進めます!」ODAKYU VOICE Station 2012年度鉄道事業設備投資計画 2012年5月21日発行
- ^ “五月台駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ^ 川崎市統計書
- ^ “小田急でショッピング 小田急マルシェ五月台”. 小田急電鉄. 2018年3月4日閲覧。
- ^ 路線図 停車駅のご案内、小田急電鉄株式会社、2021年8月21日閲覧
- 神奈川県県勢要覧
- ^ “県勢要覧平成27年度版” (PDF). 神奈川県. p. 239. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “県勢要覧平成28年度版” (PDF). 神奈川県. p. 247. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “県勢要覧平成29年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “県勢要覧平成30年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “県勢要覧令和元年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “県勢要覧令和2年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2023年5月30日閲覧。
- ^ “県勢要覧令和3年度版” (PDF). 神奈川県. p. 215. 2023年5月30日閲覧。
- ^ “県勢要覧令和4年度版” (PDF). 神奈川県. p. 219. 2023年5月30日閲覧。
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2006年12月31日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2008年2月9日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2008年12月5日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2010年3月28日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2010年7月19日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2012年4月4日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2013年2月18日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2014年7月7日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2015年2月5日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2016年4月30日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2016年10月4日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2017年8月3日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2019年5月15日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年4月24日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年11月1日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
- ^ 小田急電鉄株式会社. “鉄道部門:1日平均駅別乗降人員|企業・IR情報|小田急電鉄”. 2021年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月22日閲覧。
- ^ “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。