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五味裕一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五味 裕一
ごみ ゆういち
生年月日 (1968-02-27) 1968年2月27日(56歳)[1]
出生地 日本の旗 日本東京都[1]
出身校 東京大学法学部[1]

日本の旗 消防庁次長
在任期間 2023年7月21日[2][3] - 現職
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五味 裕一(ごみ ゆういち、1968年昭和43年〉2月27日[1] - )は、日本自治総務官僚さいたま市副市長などを歴任。

来歴

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東京都出身[1]東京大学法学部を卒業し、1990年平成2年)、自治省に入省[1]。入省後、危機管理政策に携わり、消防庁のほか、鹿児島県長野県大阪府さいたま市兵庫県で勤務した[4]

2009年平成21年)10月16日、さいたま市副市長に就任[5]。在任中、東日本大震災による電力危機に際して、さいたま市が設置した電力危機検討チームの座長を務め、電力不足に対応するための節電の基本方針を策定した[6]2012年(平成24年)3月16日、副市長を退任[7]。同年4月1日、消防庁国民保護・防災部防災課国民保護室長に就任[8]。在任中、北朝鮮によるミサイル発射実験において、初めてJアラートを活用した情報伝達が実施された[4]。その後、兵庫県企画県民部長[9]内閣府参事官(総括担当)(政策統括官(経済財政運営担当)付)[10]、同地方分権改革推進室参事官[10]などを歴任。

2019年令和元年)7月5日、消防庁総務課長兼人事管理官に就任[11]。総務課長として予算編成などを担当し、消防活動の基盤整備に携わった[12]。また、新型コロナウイルス感染症への対応として救急隊員をはじめとした消防職員の感染防止対策やマスク感染防止衣ゴーグル等の資器材の確保・提供にあたった[12]

2020年(令和2年)7月20日、消防庁審議官に就任[12][13]

2021年(令和3年)7月1日内閣府大臣官房審議官(防災担当)兼内閣官房国土強靭化推進室審議官に就任[14][15]

2023年(令和5年)7月21日、消防庁次長に就任[2][3]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f 政官要覧社 2024, 833頁.
  2. ^ a b “(官公庁人事)消防庁”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2023年7月21日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72921020Q3A720C2EP0000/ 2024年5月13日閲覧。 
  3. ^ a b "令和5年7月21日付 総務省人事" (PDF) (Press release). 総務省大臣官房秘書課. 21 July 2023. 2024年5月13日閲覧
  4. ^ a b 消防庁『【巻頭言】就任に当たって~消防DXによる消防防災力の強化に向けて~(消防庁次長 五味 裕一)』(PDF)(レポート) 630巻〈消防の動き〉、2023年5月、4頁https://www.fdma.go.jp/publication/ugoki/items/rei_0510_all.pdf2024年5月14日閲覧 
  5. ^ 平成21年 9月 定例会  10月16日-07号”. さいたま市議会会議録検索システム. 2024年5月13日閲覧。
  6. ^ “さいたま市、節電の基本方針策定”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2011年5月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1006H_Q1A510C1L72000/ 2024年5月14日閲覧。 
  7. ^ 平成24年 2月 定例会  3月16日-08号”. さいたま市議会会議録検索システム. 2024年5月13日閲覧。
  8. ^ 消防庁『消防庁人事』(PDF)(レポート) 493巻〈消防の動き〉、2012年5月、31頁https://www.fdma.go.jp/publication/ugoki/assets/h2405_all.pdf2024年5月14日閲覧 
  9. ^ 『官報 平成26年本紙第6277号 8頁 人事異動 兵庫県』(プレスリリース)国立印刷局、2014年4月24日。 
  10. ^ a b "総務省人事" (PDF) (Press release). 総務省大臣官房秘書課. 17 June 2016. p. 6. 2024年5月13日閲覧
  11. ^ "総務省人事" (PDF) (Press release). 総務省大臣官房秘書課. 5 July 2019. p. 6. 2024年5月13日閲覧
  12. ^ a b c 消防庁『消防庁人事』(PDF)(レポート) 594巻〈消防の動き〉、2020年10月、4頁https://www.fdma.go.jp/publication/ugoki/items/rei_0210_all.pdf2024年5月14日閲覧 
  13. ^ "令和2年7月20日付 総務省人事" (PDF) (Press release). 総務省大臣官房秘書課. 14 July 2020. p. 3. 2024年5月13日閲覧
  14. ^ “人事、内閣府”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2021年7月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOH130AM10Q1A630C2000000/ 2024年5月13日閲覧。 
  15. ^ "令和3年7月1日付 総務省人事" (PDF) (Press release). 総務省大臣官房秘書課. 25 June 2021. p. 4. 2024年5月13日閲覧

参考文献

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  • 『政官要覧 令和6年春号』政官要覧社、2024年3月9日。 
官職
先代
澤田史朗
日本の旗
消防庁次長

2023年 -
次代
現職
先代
村手聡
日本の旗
内閣府大臣官房審議官(防災担当)
内閣官房国土強靭化推進室審議官

2021年 - 2023年
次代
田辺康彦
公職
先代
大庭誠司

さいたま市副市長
小林敏と共同

2009年 - 2012年
次代
木下達則