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亀高素吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

亀高 素吉(かめたか そきち、1926年4月14日 - 2012年10月1日)は、元神戸製鋼所社長・会長。

来歴

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神戸市出身。1946年兵庫県立神戸経済専門学校を卒業、さらに1950年神戸経済大学(現神戸大学)を卒業後、神戸製鋼所に入社。

1977年に取締役に就任。その後、常務、専務、副社長を経て、1987年に社長に就任した。社長在任時代、USスチールテキサス・インスツルメンツ(TI)、アルミナム・カンパニー・オブ・アメリカなどとの合弁事業を展開し、複合経営化を推進した。1996年から1998年までは会長を歴任。

また、秘書室長だった頃から、ラグビー部(現在の神戸製鋼コベルコスティーラーズ)の強化に尽力。クラブハウスやグラウンドなどの整備を進め、さらに、自ら林敏之大八木淳史平尾誠二らの獲得に乗り出して入社させ、後に達成することになる日本ラグビーフットボール選手権大会及び全国社会人ラグビーフットボール大会の7連覇の土台を作った。また、両大会の連覇中、戦いを終えたフィフティーンとともに写真に写る当人の姿が必ず見られた。

会長を退任後、北里大学大学院の薬学研究科に入学、2008年糖尿病性の白内障治療に関する研究により、82歳の年齢で同大学院の薬学博士号を取得した。

2012年10月1日、肺炎のため死去[1][2]。86歳没。

参考文献

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脚注

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  1. ^ 訃報:亀高素吉さん86歳=元神戸製鋼所社長 - 毎日新聞 2012年10月10日付[リンク切れ]
  2. ^ 元神戸製鋼所社長の亀高素吉さん死去”. 朝日新聞デジタル (2012年10月11日). 2021年1月28日閲覧。
先代
牧冬彦
神戸製鋼社長
第15代: 1987-1996
次代
熊本昌弘