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久米隼

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久米 隼(くめ はやと )は、埼玉純真短期大学こども学科専任講師[1]、埼玉県和光市社会教育委員会議議長[2]、埼玉県和光市教育振興基本計画策定委員会委員[3]、埼玉県草加市ふるさとまちづくり応援基金運営委員会委員[4]、特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会理事・事務局長[5]、認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークオレンジリボン企画委員会委員・渉外啓発事業兼学生支援事業担当[6]、特定非営利活動法人PLAYTANK監事、など[7]

人物

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神奈川県横浜市生まれ[8]

社会学社会福祉学を専攻。社会福祉政策社会保障論を研究テーマとし、子ども虐待防止[9][10]や非営利組織論、子ども環境問題[11]などの実践や研究にも取り組む。

日本社会事業大学社会福祉学部卒業。立教大学大学院修士課程修了[7]

主な活動

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児童虐待の防止を目的とした「子ども虐待防止オレンジリボン運動」に携わり、認定特定非営利活動法人児童虐待全国ネットワークでオレンジリボン企画委員[12]として活動に取り組む。 その他、冒険遊び場づくりを普及推進にも力をいれ、冒険遊び場づくりの全国唯一の中間支援組織である特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会では、理事と事務局長を歴任するなど[13]児童福祉の分野におけるNPOでの活動が多い。

和光市教育委員会社会教育委員会議議長として、2021年7月28日に和光市教育委員会教育長より諮問「和光市における学校・家庭・地域の連携・協働を支える社会教育の役割について」[14]を受け、和光市における社会教育の現状や課題の分析、ヒアリング等の調査研究に取り組み、2022年3月14日に和光市教育委員会教育長に答申した[15]

2018年からは、成蹊大学ボランティア支援センターでボランティアコーディネーターを務める。[16][17]

著書

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・『ボランティアを通じた成長機会の提供』共著、日本私立大学連盟「大学時報」(2018年)

・『地域でつくる冒険遊び場、プレーパーク ~親と子と地域がつながり、ともに育ちあう場として~』日本子育て学会「子育て研究」(2020年)

・『これだけは理解しておきたい ボランティアの基礎』日本橋出版 (2021年)

・『モヤモヤのボランティア学』昭和堂 (2023年)

・『遊び あふれる まちへ!20年の軌跡』美巧社(2024年)

脚注

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  1. ^ 埼玉純真短期大学ブログ”. 埼玉純真短期大学ブログ. 2023年2月13日閲覧。
  2. ^ 和光市/和光市社会教育委員会議”. www.city.wako.lg.jp. 2023年2月13日閲覧。
  3. ^ 研究実績(2018~2021)”. 埼玉純真短期大学. 2023年2月14日閲覧。
  4. ^ 草加市ふるさとまちづくり応援基金 運営委員会議事録(概要版)”. 埼玉県草加市役所. 2023年2月14日閲覧。
  5. ^ 子どもたちがのびのび外遊びできる空間を作ろう!守っていこう!NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会 – J-WAVE 81.3 FM JK RADIO TOKYO UNITED”. www.j-wave.co.jp. 2023年2月13日閲覧。
  6. ^ 組織概要 | 私たちについて | オレンジリボン運動 - 子ども虐待防止”. www.orangeribbon.jp. 2023年2月13日閲覧。
  7. ^ a b これだけは理解しておきたいボランティアの基礎”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年2月13日閲覧。
  8. ^ 丹花, 冬木 (2017年10月31日). “【子ども】成長に欠かせない“外遊び”!のびのびと自由になれる「冒険遊び場」のこだわりを中の人に聞いた”. ハピママ*. 2023年2月13日閲覧。
  9. ^ 埼玉県新座市A小学校ココフレンド事業の事例検討 -One Child,One Lifeの取り組み-”. 日本子ども虐待防止学会 (2013年11月29日). 2013年11月29日閲覧。
  10. ^ 「土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!」児童虐待防止の「オレンジリボン運動」”. TBSラジオ (2015年7月19日). 2014年11月22日閲覧。
  11. ^ 空を飛び鳥になった気分 お薦めのジップライン”. 日本経済新聞 (2015年7月19日). 2015年7月19日閲覧。
  12. ^ 組織概要”. 子ども虐待防止オレンジリボン運動 (2017年1月19日). 2017年1月19日閲覧。
  13. ^ 平成29年12月2日(土)に、特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会が主催する「使われる都市公園をつくる」が開催されました。|「新しい東北」官民連携推進協議会 ウェブサイト”. 「新しい東北」官民連携推進協議会Webサイト. 2023年2月13日閲覧。
  14. ^ 「和光市における学校・家庭・地域の連携・協働を支える社会教育の役割について」”. 和光市教育委員会. 2024年2月3日閲覧。
  15. ^ 答申書「和光市における学校・家庭・ 地域の連携・協働を支える社会教育の役割について」”. 和光市教育委員会. 2024年2月3日閲覧。
  16. ^ 久米隼・伊藤克容ボランティアを通じた成長機会の提供 ・ 成蹊大学一般社団法人日本私立大学連盟、第382号(2018年9月発行)、p122
  17. ^ kotsu2npo (2018年5月25日). “設立記念イベントを開催しました”. NPO法人こつこつ. 2023年2月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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