丹生都比売
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解説
[編集]魔除けとされた「丹」をつかさどり、あらゆる災厄を祓う女神。 丹からは水銀も精製されることから、水銀の持つとされた不老、長生などの神秘的な力もつかさどる。 神代に天上から降臨し、紀伊国と大和国一帯を巡幸して、農耕と機織を広めた[1]。
和歌山県伊都郡かつらぎ町に所在する神の名が付いた丹生都比売神社では別称「天野大社」「天野四所明神」とも言われる。全国に約180社ある丹生都比売神を祀る神社の総本社である。「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されている。高野山の前に丹生都比売神社を先に参拝するのが正式順序とされている。 健康長寿のほか、商売繁盛・財宝向上にご利益があると言い伝えられている。
脚注
[編集]- ^ “ご祭神 | 丹生都比売神社”. 丹生都比売神社 | 紀伊山地の霊場と参詣道の世界文化遺産 (2024年1月7日). 2024年12月29日閲覧。