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中村義博

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中村 義博(なかむら よしひろ, 1942年 - )は、日本外交官

ザンビア駐箚特命全権大使ウルグアイ駐箚特命全権大使を歴任した[1]

略 歴

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滋賀県大津市出身。1966年外務省入省に伴い、京都大学法学部中退。外務省派遣で米国ダートマス大学 (経済学専攻)卒業。 外務省官房査察室長、欧亜局大洋州課長、在ロサンゼルス総領事館首席領事、その他, オーストラリア大使館ジュネーブ軍縮代表部イラク大使館勤務の後、ユーゴスラビア公使・代理大使を経て、1997年から2000年までザンビア大使、2002年から2005年までウルグアイ大使等を歴任した。 その間、原子力問題(2年)、資源・エネルギー問題(2年)、中東産油国問題(2年)、軍縮問題(2年)等担当。 2007年退官後、国際労働財団常務理事、千葉経済大学非常勤講師(国際関係論)、天理大学客員教授等を歴任した。 また、2019年より日本ウルグアイ協会会長(2024年まで)[2]。その他、千葉日露協会顧問、国際交流まくはり顧問など。

著書に『ユーゴの民族対立:平和の創成を求めて』(サイマル出版会、1994年)がある。

平成30年秋に瑞宝中綬章叙勲。

脚注

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  1. ^ [1]「顧問 中村義博氏 略歴: 国際交流まくはり」
  2. ^ [2] 中村会長離任式 日本ウルグアイ協会