中村公輔
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中村公輔 | |
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別名 | KangarooPaw |
生誕 | 1974年7月30日(50歳) |
出身地 | 日本 |
学歴 | 早稲田大学第一文学部卒 |
ジャンル |
ロック ポップス |
職業 |
ミュージシャン 作曲家 アレンジャー レコーディング・エンジニア 音楽プロデューサー ライター |
担当楽器 |
ボーカル ギター |
活動期間 | 1999年 - |
共同作業者 | 初音ミク |
公式サイト | KangarooPaw Official Web |
中村 公輔(なかむら こうすけ、1974年7月30日 - )、は日本のミュージシャン、アレンジャー、レコーディング・エンジニア、作曲家、ライター。早稲田大学第一文学部卒。
略歴
[編集]エレクトロニカ・ユニットneinaのメンバーとして1999年にドイツMille Plateauxよりアルバム「formed verse」をリリース[1]。2000年に同メンバーによる別ユニット繭(maju)[2]をオーストラリアExtreme Recordsより、ソロ・プロジェクトKangarooPawを自身のレーベル深海レコードよりリリース。作風はIDMから60~70年代のロックを基調としたフォークトロニカの様なサウンドまで多彩。
2003年、小谷元彦のヴェネツィア・ビエンナーレ出展作「Rompers」[3]のミックスを担当。リミキサー、アレンジャー、レコーディングエンジニアとして数多くの作品を手がける他、2012年より大学、専門学校等で講師を務める。2013年にはthe HIATUSのツアーにManipulatorとして参加[4]。
2012年4月-2017年3月、国際アート&デザイン大学校講師。
2014年4月-2017年3月、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部音楽コース講師[5][6]。
2018年10月、東京都が主催した「東京150年祭」において、浜離宮恩賜庭園で行われた『初音ミクと振り返るプロジェクションマッピングショー』[8]でサウンドエンジニア、サウンドプロデューサーを務めた[9]。
近年はCM音楽の作曲や、ライターとして各誌へ寄稿するなど活動の幅を広げている。
ディスコグラフィー
[編集]- neina/formed verse(Mille Plateaux、1999年)[1]
- maju/maju-2(extreme/P-vine、2000年)[2]
- KangarooPaw/KangarooPaw(Shinkhai Records、2000年)
手がけた主なアーティスト
[編集]- toe
- dill[10]
- Natural Punch Drunker[11]
- 相対性理論と大谷能生[12]
- 高畠俊太郎
- パク・クアンヒョン
- 服部祐民子
- 三上ちさこ
- フルカワミキ
- ビートキャラバン[13]
- 入江陽[14]
- 宇宙ネコ子[15]
- 折坂悠太[16]
- Taiko Super Kicks[17]
- ルルルルズ[18]
- ツチヤニボンド[19]
- 初音ミク with さとうもか[20]
- エンドウシンゴ[21]
連載
[編集]- 2010~2011年 ギター・マガジン「イチからわかる実践DAWテクニック」
- 2011年~連載中 サウンド&レコーディング・マガジン誌上で「カンガルー・ポーのマイク1年生」
著書
[編集]- カンガルー・ポーのマイク1年生 (2016年10月 リットーミュージック)[22]
- 名盤レコーディングから読み解くロックのウラ教科書 The Stories behind The Great Recordings (2018年5月 リットーミュージック)[23] ISBN 978-4845632305
- エンジニア直伝! クリエイターのためのミックス&マスタリング最新テクニック[共著:三好敏彦/林憲一/飛澤正人/中村公輔/伊藤圭一/早乙女正雄/SUI/山口雅彦] (2018年7月 リットーミュージック) ISBN 978-4845632688
脚注
[編集]- ^ a b Discogs. “Neina–Formed Verse”. 2018年4月1日閲覧。
- ^ a b Discogs. “Maju”. 2018年4月1日閲覧。
- ^ 森美術館. “小谷元彦展幽体の知覚”. 2011年1月29日閲覧。
- ^ 激ロック. “the HIATUS、新作EPを7月にリリース&夏のショート・ツアー開催を発表!初のホール・ツアーを収めたライヴDVD&Blu-ray、CDをいよいよ明日5/22同時リリース!”. 2013年5月21日閲覧。
- ^ 京都精華大学. “『サウンド&レコーディング・マガジン』に音楽コースとの連携企画による特集記事掲載”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ 京都精華大学. “京都精華大学ポピュラーカルチャー学部基本計画書”. 2018年4月1日閲覧。
- ^ 美学校. “レコーディングコース・プレミアム 中村公輔”. 2018年4月1日閲覧。
- ^ マイナビニュース. “初音ミク、東京150年祭会場即完グッズが追加生産決定”. 2018年11月6日閲覧。
- ^ 東京都. “東京150年祭”. 2018年10月1日閲覧。
- ^ Discogs. “Dill–Opera”. 2010年4月1日閲覧。
- ^ BARKS. “NPD、ライヴでオリジナルCDをプレゼント”. 2005年3月31日閲覧。
- ^ Discogs. “相対性理論と大谷能生 – 乱暴と待機”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ HMV. “ビート・キャラバン 『めかくしプレイ』”. 2010年8月18日閲覧。
- ^ CINRA.NET. “入江陽の新アルバムは7人の音楽家と作った『SF』、レコ発ツアーも”. 2016年1月10日閲覧。
- ^ ナタリー. “謎の神奈川発ユニット・宇宙ネコ子アルバムにラブサマちゃん、入江陽ら参加”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ ナタリー. “折坂悠太、多彩なジャンルを取り入れたニューアルバム「平成」”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ CINRA.NET. “Taiko Super Kicks初の7インチアナログ盤『感性の網目 / bones』明日発売”. 2018年11月16日閲覧。
- ^ simonsaxon.com. “ルルルルズが3年ぶりリリースの2ndアルバムより新曲「誰も知らない」MVを公開”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ Mikiki. “日本語ロックの秘密兵器・ツチヤニボンドが10月発売の新作『3』より収録曲公開中、キセルやL・マルケスと競演ライヴも”. 2018年11月1日閲覧。
- ^ OTOTOY. “さとうもか、今度は大丸札幌キャンペーンソングとして初音ミクに楽曲提供! 愛らしい次世代ポップスが完成”. 2018年10月26日閲覧。
- ^ UROROS. “エンドウシンゴ、架空の映画のサウンドトラック『CINEMA POETIQUE VOL.1 “ON AND ON”』10月10日発売。ジャンルを超えた才能が集結”. 2018年10月5日閲覧。
- ^ リットーミュージック. “カンガルー・ポーのマイク1年生 サウンド&レコーディング・マガジン・アーカイブ・シリーズ2”. 2016年10月8日閲覧。
- ^ リットーミュージック. “名盤レコーディングから読み解くロックのウラ教科書”. 2018年5月25日閲覧。