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中央市コミュニティバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中央市コミュニティバス(ちゅうおうしコミュニティバス)は中央市のコミュニティバス。運行や車両などは山梨交通に運行委託している。2009年平成21年)7月21日に実証運行を開始。2012年(平成24年)から本格運行になった。平成27年度より、愛称が「とまチュウバス」となった(とまチュウとは中央市商工会のご当地ゆるキャラ)。中央市内の商業施設や山梨大学医学部付属病院、住宅密集地域、鉄道駅、交通の少ない豊富地区を運行している。公共交通のない旧田富町の南部(田富南小学校地区)は運行ルートに含まれていない。市民にとって市内移動の大切なバス路線となっている。なお車両はノンステップバスではない。

歴史

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  • 2009年7月21日 - 中央市コミュニティバスの実証運行を開始
  • 2012年4月2日 - 中央市コミュニティバスが3年間の実証運行を終え本格運行開始。車両が新車両へ切り替わり車両のサイズが旧車両の3/2の大きさになった。また運賃が200円から300円へ、100円値上げをした。
  • 2012年10月1日 - 運行委託している山梨交通観光バス山交タウンコーチに吸収合併し、山交タウンコーチ甲府営業所に委託先が移った。
  • 2015年4月1日 - 中央市が市民に愛称を募集し、とまチュウバスに決まり、バスの車体ラッピングも新ラッピングとなった。
  • 2016年10月3日 - 道の駅とよとみへ乗り入れ開始(停留所追加)
  • 2018年10月1日 - 山交タウンコーチが山梨交通に吸収合併し、山梨交通に委託先が移った。

運賃

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  • 一般の人は1乗車300円(居住地域関係なく)
  • 学生、65歳以上、障がいのある方は100円。
  • 免許証を返納した場合、運転経歴証明書を提示することで無料で乗車できる。なお運転経歴証明書は山梨県総合交通センターへ申請をすると発行できる。

支払方法

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支払は現金のみで、SuicaPASMOなど交通系ICカードには対応していない。なお、山梨交通のバスICカード(現在は廃止)にも対応していなかった。

運転

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  • 1日3.5往復、7便が運行している。
  • 平日は全便(7便)運転。
  • 土曜日は2~5便(4便)のみ運転。(1便・6~7便は運休)
  • 日曜日、祝祭日、年末年始は全便運休。

運行区間

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平成28年10月3日改定の運行ルート 中央市役所本館~小井川駅東花輪駅~シルクふれんどりぃ

停留所番号 停留所名 乗換交通機関
自由乗降区間 1 中央市役所本館
2 田富北小入口
3 キッチンハウスつちや前
4 リバーサイドタウン
5 ほっとらんにんぐ南
6 リバーサイドショッピングセンター
7 流通センター入口
バス停のみ停車 8 妙泉寺北 中央高速バス(山梨交通、京王バス)(田富停留所)
9 田富東ランプ
10 小井川駅 JR身延線
11 下河東
12 イオンタウン西
13 山梨大学医学部付属病院 山梨交通 56・57・58系統
甲斐市民バス
14 イッツモア玉穂ショッピングセンター
15 成島交番前
自由乗降区間 16 成島交差点前
17 中央市役所玉穂支所
18 パンセ入口
19 ふるさとふれあい広場西
20 玉穂南小学校
21 下三條
22 東団地入口
23 東花輪駅 JR身延線

南アルプス市コミュニティバス 3号車 若草・甲西線
南アルプス市コミュニティバス 5号車 八田・若草線
南アルプス市コミュニティバス 6号車 八田・甲西線

24 桜団地入口
25 玉穂商会車両置場
26 志村整骨院前
バス停のみ停車 27 道の駅とよとみ
自由乗降区間 28 浅利下 山梨交通(75系統
29 浅利上 山梨交通(75系統
30 作興橋 山梨交通(75系統
31 豊富診療所 山梨交通(75系統
32 中央市役所豊富支所入口 山梨交通(75系統
33 木原 山梨交通(75系統
34 豊富 山梨交通(75系統
35 法乗寺
36 シルクふれんどりぃ
  • 1~7、16~26、28~36の区間は自由乗降区間としている。
  • 流通センター入口、妙泉寺北、田富東ランプ、イオンタウン西、イッツモア玉穂ショッピングセンター、東花輪駅以外のバス停は片側だけにバス停が設置されている。

やまなしバスコンシェルジュ

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中央市コミュニティバスは山梨県バス総合案内システム(やまなしバスコンシェルジュ)に対応している。GPSによる位置情報や時刻表、停留所情報などが見られる。

出典

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リンク

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