中央区立久松小学校
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中央区立久松小学校 | |
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北緯35度41分20秒 東経139度47分04秒 / 北緯35.68886度 東経139.7845度座標: 北緯35度41分20秒 東経139度47分04秒 / 北緯35.68886度 東経139.7845度 | |
過去の名称 |
第一大学区第一中学区二番小学 日本橋区公立久松尋常小学校 東京都久松国民学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 中央区 |
設立年月日 | 1873年(明治6年)3月9日[1] |
創立記念日 | 3月9日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B113210200076 |
所在地 | 〒103-0005 |
東京都中央区日本橋久松町7-2 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
中央区立久松小学校(ちゅうおうくりつ ひさまつしょうがっこう)は、東京都中央区日本橋久松町にある公立小学校。
都内における歴史ある小学校の1つで、華族の久松定謨や町年寄の森津久兵衛等の尽力により創立された。同敷地内に同じく中央区立の久松幼稚園がある。
2023年、創立150周年を迎えた(式典挙行は2022年)。
沿革
[編集]- 1873年(明治6年)
- 3月9日 - 第一大学区第一中学区二番小学として久松町三十八番地にて創立。
- 7月 - 開校式挙行。この時点の在籍児童数70余名。この頃、第一大学区第一中学区二番小学久松学校に改称(と考えられる)。
- 1885年(明治18年)4月 - 小学校令改正に伴い、日本橋区公立久松尋常小学校と改称。
- 1902年(明治35年)7月 - 本校創立記念日を3月9日と制定。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 12時頃に発生した関東大震災により校舎全焼。仮校舎ができるまで、仮設校舎として、付近住民のためのバラック住宅を一棟うちぬいて教室とする。アンぺラをしき、教師手製の板机により座って授業を行った。
- 1924年(大正13年)4月 - 仮校舎ができる。
- 1925年(大正14年)10月 - 校旗制定し、披露式挙行。
- 1929年(昭和4年)5月 - 震災復興本建築鉄筋コンクリート三階建校舎完成。
- 1943年(昭和18年)7月 - 東京都久松国民学校と改称。
- 1944年(昭和19年)8月 - 学童集団疎開促進要綱が閣議決定され、縁故先のない者の学童集団疎開が実施された。北足立郡の寺院(伊奈村法光寺〈50人〉、桶川町知足院〈50人〉、北本宿村寿命院〈60人〉、同多聞寺〈40人〉、加納村明星院ほか三寺〈130人〉)が疎開先として本校の学童を受け入れた[2]。
- 1945年(昭和20年)
- 1947年(昭和22年)4月 - 中央区立久松小学校と改称。
- 1955年(昭和30年)7月 - プール落成。プール開きには古橋廣之進氏を招聘。
- 1963年(昭和38年)3月 - 昭和天皇・皇后(当時)の行幸啓を受け、創立90周年記念式典を行う。
- 1971年(昭和46年)9月 - 校舎新築のため、有馬小、東華小、十思小の3校で分散授業を開始。
- 1973年(昭和48年)
- 1974年(昭和49年)10月 - 100周年記念像「未来像」建立。
- 1982年(昭和57年)
- 1986年(昭和61年)11月 - 大島三原山噴火により151名が避難来校。大島元町小学校児童47名が編入学。
- 1988年(昭和63年)3月 - 開校115周年記念式典を行うと共に久松資料館を新設。
- 1992年(平成4年)3月 - 秋篠宮親王・同妃臨席のもと、開校120周年記念式典を行う。
- 2002年(平成14年)
- 2005年(平成17年)
- 2009年(平成21年)1月 - 大規模改修工事完了。
- 2010年(平成22年)1月 - 西校舎公園側壁面緑化工事完了。
- 2012年(平成24年)
- 3月 - 卒業式に於いて昭和20年度に卒業した30名に、卒業証書を授与。
- 8月 - 屋上ビオトープ完成。
- 2016年(平成28年)
- 3月31日 - 西側増築新校舎竣工。正式校名プレート設置。
- 4月1日 - 台東区特別支援教室(スマイル・あおぞら)開室。
- 2018年(平成30年)8月31日 - 屋上フェンス及びネット設置。
- 2022年(令和4年)12月3日 - 秋篠宮親王・同妃臨席のもと創立150周年記念式典を行う[3]。
通学区域と進学先中学校
[編集]- 出典[4]
通学区域
[編集]- 日本橋馬喰町
- 日本橋横山町
- 東日本橋
- 日本橋久松町
- 日本橋浜町1丁目
- 日本橋浜町2丁目
- ただし、日本橋浜町2丁目の1番~5番と18番~30番および43番~59番は、調整区域により、有馬小学校へ通学が可能。
- 小学校の児童数と教員数[5]
年度 | 児童総数 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | 教員数 | 職員数 |
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令和元年 | 698人 | 140人 | 128人 | 121人 | 102人 | 114人 | 93人 | 28人 | 3人 |
令和2年 | 781人 | 165人 | 138人 | 135人 | 123人 | 105人 | 115人 | 32人 | 3人 |
令和3年 | 824人 | 168人 | 166人 | 137人 | 131人 | 116人 | 106人 | 33人 | 3人 |
令和4年 | 888人 | 174人 | 166人 | 163人 | 141人 | 130人 | 114人 | 37人 | 4人 |
令和5年 | 957人 | 179人 | 174人 | 167人 | 162人 | 142人 | 133人 | 41人 | 4人 |
進学先中学校
[編集]- 公立学校に進学する場合
- 中央区立日本橋中学校
- 中央区立銀座中学校
なお私立学校に進学する生徒も多い
著名な出身者
[編集]周辺
[編集]- 中央区立久松幼稚園 - 進級前幼稚園で、同一建物内。2024年7月に移転。
- 警視庁久松警察署 - 敷地が隣接。
- 中央区立久松児童公園 - 中央区道をはさんで、敷地が隣接。
- 中央区立浜町コミュニティルーム
- 笠間稲荷
- 日本橋中央歯科
アクセス
[編集]- 都営地下鉄浅草線東日本橋駅(B2出口)から、徒歩375m・約6分。
- 都営地下鉄新宿線馬喰横山駅(A3出口)から、徒歩約360m・約6分。
- 中央区コミュニティバス「江戸バス」「北循環」で、「浜町一丁目」バス停から、徒歩約155m・約数分。
- 都営バス「秋26」系統で、