コンテンツにスキップ

下今市機関区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下今市機関区
機関庫(増築後)
基本情報
所在地 栃木県日光市
座標 北緯36度43分32秒 東経139度41分39秒 / 北緯36.725599度 東経139.694200度 / 36.725599; 139.694200座標: 北緯36度43分32秒 東経139度41分39秒 / 北緯36.725599度 東経139.694200度 / 36.725599; 139.694200
鉄道事業者 下今市機関区
最寄駅 下今市駅
管轄路線 東武日光線
管轄車両 SL大樹
開設 2017年
車両基地概要
留置線本数 3本
テンプレートを表示

下今市機関区(しもいまいちきかんく)は、栃木県日光市にある東武鉄道車両基地下今市駅に隣接する。

東武鉄道では約50年ぶりの蒸気機関車 (SL) を用いた列車である「SL大樹[1][2]の運行開始に伴い、当機関区が新設された[3][4][5]。 なお、当機関区には「SL大樹」の運転にかかわる乗務員、および使用するSLとディーゼル機関車の点検・確認を行う検修員が所属している。

沿革

[編集]
  • 2017年(平成29年)
    • 4月21日 - 乗務員基地として発足。前日で廃止となった新栃木乗務管区の一部仕業を引き継ぎ、南栗橋-東武日光・新藤原間を担当する。
    • 5月2日 - 正式開設[3][4]

設備

[編集]

構内には、以下の設備を有している。

  • 機関庫(3線)- 当初は2線だったが、2020年に欠番となっていた1番機関庫を増築する形で3線となった。
  • 上路式転車台 - 国鉄時代の長門機関区で使用されたものを当機関区に移設した[3][7]
  • 引上線
  • 洗浄線
  • SL展示館[8]

脚注

[編集]
  1. ^ 蒸気機関車(SL)の復活を目指します(2017年度目途) - 東武鉄道ニュースリリース(2015年8月10日) (PDF)
  2. ^ 2017年夏に東武鬼怒川線で復活運転するSLの列車名称をSL「大樹」に決定! - 東武鉄道ニュースリリース(2016年12月1日) (PDF)
  3. ^ a b c 2017 転車台と機関区 SL大樹をデザイン 5月2日(火)より、「下今市機関区開設 記念乗車券」を発売します!SL大樹8月10日(木)運行開始! - 東武鉄道ニュースリリース(2017年4月25日) (PDF)
  4. ^ a b “東武SL拠点、下今市機関区 開設…引上線や機回線を行くカマの動きが見えた”. Response. (2017年5月3日). https://response.jp/article/2017/05/03/294283.html 
  5. ^ “東武鉄道 下今市機関区が開設される”. railf.jp(鉄道ニュース). (2017年5月3日). http://railf.jp/news/2017/05/03/202500.html 
  6. ^ a b 東武鉄道下今市駅構内に「転車台広場・SL展示館」が開設される”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年7月23日). 2017年7月28日閲覧。
  7. ^ 「転車台広場」として、2017年7月23日に正式オープンし、前日の22日にプレオープンイベントとしての展示会が行われた[6]
  8. ^ 2017年7月23日に正式オープンし、前日の22日にプレオープンイベントとしての展示会が行われた[6]

関連項目

[編集]