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上野政英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上野政英 Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Masahide Ueno
愛称 もさ
国籍 日本の旗 日本
競技 トラック競技短距離走
種目 100m
大学 東海大学 (2002年 - 2006年)
生年月日 (1983-09-10) 1983年9月10日(41歳)
出身地 石川県
居住地 白山市
身長 178cm[1]
体重 72kg[1]
引退 2009年10月
コーチ 山本 幹廣
成績
地域大会決勝 アジア選手権
100m 2位 (2007年)
国内大会決勝 日本選手権
100m 3位 (2007年
自己ベスト
100m 10秒26 (2007年)
獲得メダル
陸上競技
日本の旗 日本
アジア選手権
2007 アンマン 100m
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上野 政英(うえの まさひで、1983年9月10日 - )は、日本陸上競技選手。専門は短距離走石川県出身。鶴来中学校野々市明倫高校東海大学卒業。2007年アジア選手権男子100mの銀メダリスト。

経歴

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鶴来中学校時代は野球部に所属し1番センターで活躍。ピッチャーゴロ以外はほとんど内野安打にする俊足を買われ、陸上部に借り出される。3年時には全日本中学校陸上競技選手権大会の100mに出場し4位入賞、その後ジュニアオリンピックの100mで自身初の10秒台となる10秒97で優勝した。野々市明倫高校1年時に国体の少年B100mで優勝、2年時に高校生ながら日本選手権の100mに出場し7位入賞、国体の少年A100mで優勝、3年時にインターハイの100mと国体の少年A100mを優勝して全国2冠と国体3連覇を達成するなど、高校時代に輝かしい実績を残した[2]。しかし、東海大学に入学後は故障の繰り返しで、3,4年時は試合にほとんど出られなかった[3]。2006年4月に東海大学を卒業して地元石川に戻り、高校時代の恩師に指導を受けて再スタートを切ると[4]、10月に国体の成年男子100m準決勝で高校2年時以来の自己ベスト更新となる10秒28(2007年世界選手権のB標準)をマークした[3]。翌年の2007年6月に日本選手権の100mに出場し、塚原直貴朝原宣治に次ぐ3位(小島茂之と同着)に輝いたが、8月の世界選手権日本代表には選出されなかった。しかし、7月のアジア選手権日本代表には選出されて100mに出場した。100m決勝では優勝したカタールサミュエル・フランシスが9秒99のアジア新記録とアジア選手初の9秒台をマークした一方で、10秒26の自己ベストと北京オリンピックB標準をマークして2位に入り銀メダルを獲得した[5]

主要大会成績

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自己ベスト

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種目 記録 年月日 場所 備考
100m 10秒26 (+0.9m/s) 2007年7月26日 ヨルダンの旗 アンマン 石川県記録

脚注

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  1. ^ a b セイコースーパー陸上2007横浜海外・国内招待選手発表 横浜市公式サイト (PDF, 699 KB) 2014年7月6日閲覧
  2. ^ おねがい!!フレッピー 石川テレビ (2012-07-06) 2014年7月6日閲覧。
  3. ^ a b のじぎく国体2日目 寺田的陸上競技WEB (2006-10-07) 2014年7月6日閲覧。
  4. ^ 上野突っ走れ 石川の最速男 大阪世界陸上男子100メートル日本代表へ 北國新聞 (2007-04-13) 2014年7月6日閲覧。
  5. ^ フランシス百メートル9秒99アジア新 スポニチ Sponichi Annex (2007-07-28) 2014年7月6日閲覧。

外部リンク

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