上田一軒
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うえだ いっけん 上田 一軒 | |
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生年月日 | 1972年2月23日(52歳) |
出身地 |
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血液型 | A型 |
職業 | 俳優、演出家、構成作家 |
活動期間 | 1992年- |
事務所 | ルート |
公式サイト | 上田一軒 |
上田 一軒(うえだ いっけん、1972年2月23日 - )は、日本の演出家、俳優。劇団「スクエア」の看板俳優であり代表(リーダー)。
来歴等
[編集]幼少の頃よりお笑いに傾倒し漫才師に憧れるが、大学の演劇部に入部したのを機に演劇に転向。
学生劇団を引退後、小劇場の劇団を転々とした後、1996年、自らの劇団「スクエア」を旗揚げ[1][2]。以後、劇団の演出家であり、また看板俳優として全公演に出演。リーダーを務める。また同劇団は関西屈指のコメディ劇団として高い評価を得ている。
役者として、文学的作品からエンターテイメント作品まで、幅広い出演の依頼があり、さまざまなキャラクターを演じられる俳優として評価を得ている。
また、リアルで緻密な劇づくりと笑いやエンターテイメント性を兼ね備えた演出家としても、活躍している。
舞台(スクエア)
[編集]演出・出演。
- 1996年
-
- 第1回公演『10・25朝日工務店現場飛田8:00入り』
- 1997年
-
- 第2回公演『君の笑顔が忘れられない』
- 第3回公演『泊』
- 1998年
-
- 第4回公演『サイフォン サイフォン』
- 月組公演Vol.1『嫉妬』
- 1999年
-
- 第5回公演『祝福してみる』
- 第6回公演『だし』
- 2000年
-
- 第7回公演『俺の優しさ』
- 第8回公演『けーさつ』
- 2001年
-
- 月組公演Vol.2『贅沢』
- 第9回公演『泊』
- 第10回公演『俺の優しさ』
- 2002年
-
- 第11回公演『本社イチマル』
- 月組公演Vol.3『宿題』
- 2003年
-
- 第12回公演『つるつる』
- 第13回公演『ラブコメ』
- 第14回公演『打つ手なし』[3]
- 2004年
-
- 第15回公演『嗚呼、てんやわんやの月見うどん。』
- 2005年
-
- 第16回公演『ラブコメ』
- 韓国釜山国際演劇祭『THE BACKSTREET SHININGS』
- 第17回公演『けーさつ』
- 第18回公演『ザ・バックストリート・シャイニングス』[4]
- 2006年
-
- 第19回公演『上方スピリッツ』
- 第20回公演『ひかげの軍団』
- 2007年
-
- 第21回公演『本社イチマル』[5]
- 第22回公演『つるつる』
- 2008年
-
- 第23回公演『法廷式』
- 第24回公演『誉め兄弟』
- 2009年
-
- 第25回公演『泊、』
- 第26回公演『108』
- 2010年
-
- 第27回公演『マンガマン』
- 2011年
-
- 第28回公演『ラブ☆ギャラクシー』
- 第29回公演『帰ってきたザ・バックストリート・シャイニングス』
- 2012年
-
- 第30回公演『ワンサ』
- 第31回公演『けーさつ』
- 2013年
-
- 第32回公演『楽園ジゴク』
- 第33回公演『誉め兄弟』
- 2016年
-
- 芸人コンティニュー [6]
出演
[編集]舞台
[編集]- あきやプロデュース『あきや』(1994年)
- 199Q太陽族プロデュース『レ・ボリューション』(1995年)
- 199Q太陽族『空の絵具』(1995年)
- 覇王樹座『ない?!』(1996年)[7]
- 南船北馬一団プロデュース『12人のおかしな大阪人』(1996年)
- 演劇集団よろずや『幕末純情伝』(1997年) - 近藤勇役
- 梅の湯インターナショナル『怪盗乱魔』(1997年)
- 鉛乃文檎『背伸びをした夜』(1997年)
- 南船北馬一団『ナップサック全盛期』(1998年) - 主演
- 芝居屋坂道ストア『ユウダチソウ』(1998年)
- ゴーゴーハリケーン#03『パラレリ』(2003年) - 演出・出演
- NGKランディーズ・ナイト・シアター『告別式』(2004年)
- ランニングシアターダッシュ『ライク・ア・シューティングスター』(2004年)
- 転球劇場『バース』 (2004年)
- 大阪現代演劇祭ドラマリーディング『―劇場へ!!』(2005年)
- HEP HALLプロデュースTheatre14『夏の夜の夢』(2005年) - スナウト役
- 劇団たいしゅう小説家第11回公演『無敵な男達』(2006年) - 演出&出演
- 伊藤えん魔プロデュース『一心寺恐怖百物語2007』(2007年)
- 京橋花月よる芝居『パパ』(2009年)
- 兵庫県立ピッコロ劇団創立15周年記念公演『真田風雲録』(2010年) - 由利鎌之助 役[8]
- 劇団ガバメンツ『ちゃんちゃんばらばら』(2010年)
- 桃園会『a tide of classics〜三好十郎・浮標〜』(2010年)
- プロジェクトKUTO-10第11回公演『黄昏の犬たち』〜ぼちぼちいこか外伝〜(2010年)
- 真夏の會『エダニク』(再演)(2011年) [9]
- 劇団925 第23回公演『福喜多さんちの三兄弟 最終回~菊の頃~』(2018年11月)[10]
- STAND FLOWER 演劇公演「世界はそれをカレーパンと呼ぶんだぜ」(2024年5月)[11]
テレビドラマ
[編集]テレビ番組
[編集]映画
[編集]- サマージャンボ
- 潮どき 〜芸人・清水キョウイチ郎〜
- そしてこれから
講師等
[編集]- STAGE21 特別講師
- アイホール演劇ファクトリー 特別講師
- 高校演劇滋賀県地区大会 審査員
- 高校演劇高知県県大会 審査員
- 芸術創造館主催演劇ワークショップ『上田一軒とワークショップ』講師
- アイホール 中学高校演劇フェスティバル 講評員
- 芸能プロダクション ルート 演技レッスン講師
- 芸能プロダクション テアトルアカデミー 演技レッスン講師
- 伊丹市立東中学校 演劇ワークショップ講師
- 兵庫県立伊丹高校 演劇ワークショップ講師
- アイホール 演劇ラボラトリー上田一軒プロジェクト 講師・演出
演出
[編集]- いのちの洗濯劇場『犬の生活』 (1997年)
- AI・HALLハイスクールプロデュース『リーダー』(2002年)
- うめだ花月・芝居もん。『ハワイな人』(2004年)
- 副島新五SFひとり芝居『カルボンさん』(2008年)
- 真夏の會『エダニク』(2009年)[13]
- TEAM54プロデュース『3×3=3』(2009年)
- 京橋花月4月よる芝居『列車と雨』(2010年)
- ABCホールプロデュース『目頭を押さえた』(2012年)[14]
- iaku vol.2『エダニク』(2013年)[15]
- iaku vol.3『流れんな』(2013年)
- iaku『エダニク』(2016年)[16]
- iaku『車窓から、世界の』(2016年)[17]
- iaku『ハイツブリが飛ぶのを』(2017年)[18]
- iaku『あたしら葉桜』『葉桜』(2018年)[19]
- 劇団ユニットWOW!! 第7回本公演『消えたべテルギウスを探せ』(2022年)[20]
- iaku『あたしら葉桜』(2023年)[21]
- 劇団ユニットWOW!!第8回本公演『24の青い鳥』(2023年)[22]
- ぷちっとWOW!! 第2回公演『誠の証明』(2024年)[23]
- 劇団ユニットWOW!! 第9回本公演『任意後見人狂騒曲 ガーディアン・ラプソディ~お母さん、ご指名をお待ちしています~』(2024年)[24]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 編集長 前田 (2014年4月12日). “東大阪が育んだ関西を代表する怪人コメディ劇団 その名は「スクエア」- 週刊ひがしおおさか”. 週刊ひがしおおさか. 週刊ひがしおおさか. 2022年8月13日閲覧。
- ^ 吉永美和子 (2016年9月1日). “大阪の劇団「スクエア」無期限活動停止へ”. SPICE. イープラス. 2022年8月13日閲覧。
- ^ 「NOTICE! 新着舞台情報」『演劇ぶっく』2004年2月号、演劇ぶっく社、63頁。雑誌記事索引:000000105121。
- ^ 吉永美和子「特装!エンブスクープ!」『演劇ぶっく』2005年8月号、演劇ぶっく社、63頁。雑誌記事索引:000000105121。
- ^ 吉永美和子「シバイのミカタ」『演劇ぶっく』2007年8月号、演劇ぶっく社、59頁。雑誌記事索引:000000105121。
- ^ 「大阪拠点のスクエア、結成20周年公演『芸人コンティニュー』で活動休止へ」ナターシャ、2016年9月13日。
- ^ 田中さゆり「わたしの出番」『演劇ぶっく』1996年6月号、演劇ぶっく社、72–73頁。雑誌記事索引:000000105121。
- ^ 「真田風雲録」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2024年12月24日閲覧。
- ^ 原真、林慎一郎「真夏の會と極東退屈道場が初演時に高評価を得た『エダニク』『サブウェイ』をこの夏、同時再演! (1/2)」『ぴあ関西版WEB』(インタビュー)、ぴあ、2012年7月11日。
- ^ 「劇団925『福喜多さんちの三兄弟』最終回、関敬・田渕法明ら過去キャスト登場」ナターシャ、2018年9月18日。
- ^ 「不幸についてのナンセンスコント、STAND FLOWER『世界はそれを~』」ナターシャ、2024年4月15日。
- ^ a b c d e 「上田一軒のTV出演情報」oricon ME。
- ^ 「エダニク」日本劇作家協会、2009年2月8日。
- ^ 横山拓也、上田一軒「山間の田舎町で起こった葬儀を巡る小さな争いを描いた 横山拓也脚本、上田一軒演出の『目頭を押さえた』が 7月20日(金)よりABCホールで上演!」『ぴあ関西版WEB』(インタビュー)、ぴあ、2012年7月11日。
- ^ 横山拓也、上田一軒「横山拓也・上田一軒 演出家と作者の関係」『ぱふぉ』(インタビュー)、三重県文化会館。2022年8月13日閲覧。
- ^ 「iaku『エダニク』が4度目の上演、横山拓也「いつのまにか自分も議論に」」ナターシャ、2016年4月26日。
- ^ 「iaku・横山拓也の問題作『車窓から、世界の』、新演出で上演」ナターシャ、2016年10月7日。
- ^ 「iaku新作開幕、横山拓也が手応え「苦境においても温かさを感じられる作品に』」ナターシャ、2017年10月19日。
- ^ 「横山拓也が自信を持って届ける4作品、「iaku演劇作品集」幕開け」ナターシャ、2018年5月18日。
- ^ 「劇団ユニットWOW!!が紡ぐ家族の物語『消えたべテルギウスを探せ』」ナターシャ、2022年9月25日。
- ^ 「iakuというものをふんだんに楽しめる公演に…iaku『あたしら葉桜』東京で開幕」ナターシャ、2023年4月15日。
- ^ 「社会人劇団WOW!!は同性婚を認める特区となった街描く『24の青い鳥』」ナターシャ、2023年8月5日。
- ^ 「WS受講者と立ち上げる推理エンタテインメント、ぷちっとWOW!! 第2回公演『誠の証明』」ナターシャ、2024年1月23日。
- ^ 「劇団ユニットWOW!!『任意後見人狂騒曲』は高橋恵脚本・上田一軒演出のホームコメディ」ナターシャ、2024年10月7日。