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三重日産自動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三重日産自動車株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 三重日産
本社所在地 日本の旗 日本
514-0821
三重県津市垂水557番地の1
設立 1946年昭和21年)11月1日
業種 小売業
法人番号 8190001001112 ウィキデータを編集
事業内容 新車・中古車販売、自動車整備、保険代理業
代表者 岩井純朗
資本金 9,000万円
従業員数 287名
外部リンク https://ni-mie.nissan-dealer.jp/
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三重日産自動車株式会社(みえにっさんじどうしゃ)は、三重県を主な販売エリアとする、日産自動車の正規ディーラーである。通称は三重日産。

三重日産の概要

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三重日産の前身「中勢鉄道株式会社」は、三重県の中勢地区(津市、久居市、一志郡内)を営業区域とする地方鉄道(当時は軽便鉄道といい、県内の主要地域に地方鉄道が開通していた)を営む会社であった。中勢鉄道株式会社は、大正9年2月に設立した。津市岩田橋詰から青谷を経由し、久居町(現久居市)を経て、一志郡白山町家城に至る地方鉄道の軌道を敷設し一般運輸業を開業した。その後、中勢鉄道株式会社は、昭和21年6月に「中勢商事株式会社」へ商号変更し、鉄道運輸業を廃業し、事業目的を各種車両、同部品の売買、修繕、不動産の売買に変更した。

中勢商事株式会社は、昭和21年10月に三重日産自動車販売株式会社へ商号変更し、本店所在地を津市羽所町4番地に移転した。中勢商事株式会社(会社成立の年月日大正9年2月)を転用して、昭和21年11月1日に商号を三重日産自動車販売株式会社、本店所在地を津市羽所町4番地として発足する。ニッサン.ダットサン.ニッサンディーゼル車及び同部品用品の販売並に修理業、不動産の売買業を経営。

昭和36年6月に三重日産自動車株式会社と商号を変更、昭和63年10月に現在の本店所在地となる津市大字垂水557番地の1に移転。

店舗には通常の「日産店」の他、ルノー車を扱う「ルノー店」(三重県内1店舗)がある。

店舗

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日産

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  • 桑名江場店/桑名市江場708-1
  • 四日市羽津店/四日市市白須賀1丁目14-17
  • 四日市インタ-店/四日市市智積町6194-1
  • 四日市新正店/四日市市新正2丁目1-21
  • 四日市日永店/四日市市日永東3丁目9-26
  • 鈴鹿中央通り店/鈴鹿市西条6丁目52
  • 津江戸橋店/津市上浜町2丁目206-1
  • 津垂水店/津市垂水557-1
  • 津久居店/津市久居明神町77-3
  • 上野城北店/伊賀市平野北谷481
  • ニッサンIng名張/名張市東田原2601-2
  • 松阪三雲店/松阪市久米町1066-2
  • 松阪店/松阪市京町1区13-8
  • 伊勢上地店/伊勢市上地町818
  • 伊勢神久店/伊勢市神久2丁目1-66
  • 志摩店/志摩市磯部町穴川1183-31
  • 尾鷲店/尾鷲市小川東町31-7

ルノー

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  • ルノー四日市/三重県四日市市新正2-1-21
  • ルノーサービスサテライト津/三重県津市大字垂水557-1

沿革

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  • 1945年 (昭和21年) 11月1日 - 中勢商事株式会社を改組し、商号を三重日産自動車販売株式会社に変更し創業
  • 1949年 (昭和24年) 4月 - 松阪営業所(現松坂店)開設。
  • 1961年 (昭和36年) 6月 - 三重日産自動車株式会社と商号を変更。
  • 1962年 (昭和37年) 4月 - 伊勢営業所(現伊勢神久店)開設
  • 1963年 (昭和38年) 10月 - 上野営業所(現上野城北店)開設。
  • 1966年 (昭和41年) 6月 - 津市垂水(現本社所在地)に新車検収場を建設
  • 1967年 (昭和42年) 4月 - 尾鷲営業所(現尾鷲店)開設。
  • 1968年 (昭和43年) 4月 - 桑名営業所(現桑名江場店)開設。
    • 8月 - 名張出張所(現イング名張店)開設
  • 1969年 (昭和44年) 9月 - 鈴鹿営業所(現鈴鹿中央通り店)を開設。
  • 1972年 (昭和47年) 6月 - 志摩営業所(現志摩店)開設。
  • 1976年 (昭和51年) 8月 - 津市垂水へ津南営業所(現津垂水店)を開設。
  • 1978年 (昭和53年) 4月 - 桑名江場店を新築開設
  • 1980年 (昭和55年) 12月 - 久居営業所(現津久居店)を久居市明神町に新築開設。
  • 1988年 (昭和63年) 10月 - 本店所在地を現住所(三重県津市垂水557-1)に移転
  • 1990年 (平成2年) 3月 - 新車整備センターを津市大字垂水に新築開設。
  • 1994年 (平成6年) 7月 - 鈴鹿車体センターを鈴鹿市西条に新築開設。
  • 2000年 (平成12年) 6月 - ルノ-四日市南店を四日市営業所敷地内に新設、ルノ-車の販売を開始。
  • 2001年 (平成13年) 4月 - 三重日産自動車(株)と伊勢日産モ-タ-(株)が合併し三重日産自動車株式会社となる。同日、拠点名称を現店舗名に変更。
  • 2007年 (平成19年) 4月 - 久居市と津市の合併により久居店を津久居店と店名変更。
  • 2021年 (令和3年) 12月 - 四日市羽津店リニューアルオープン
  • 2022年 (令和4年) 3月 - 鈴鹿中央通り店リニューアルオープン

三重日産のブルー・スイッチ活動

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「ブルー・スイッチ」とは、日本が抱える地球温暖化や災害対策等の課題を解決するための活動、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を日産自動車株式会社が2018年5月に、発表しました。これは、電気自動車のパイオニアである日産が、電気自動車の普及を通してゼロエミッション社会を実現し、社会の変革に取り組んでいくという決意であり、使命とする活動です。

  • 2019年 (令和元年) 5月29日 - 伊勢市(三重県伊勢市、市長:鈴木 健一)と日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)、および、三重日産自動車株式会社(本社:三重県津市、社長:岩井 純朗)は、災害時における電気自動車からの電力供給に関する、「災害連携協定」を締結したと発表[1]。本協定は、「伊勢市は、地震災害や風水害、その他の災害を要因とする大規模停電が発生した際に、市が指定する避難所等において、三重日産自動車より貸与される電気自動車(EV)「日産リーフ」の電力を電力源として活用することで、避難所の円滑な運営を行い、市民の生命や身体の安全を守る」というものです。
  • 2019年 (令和元年) 8月27日 - 三重県 (三重県津市、県知事:鈴木 英敬)と日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)、ならびに日産の販売会社である三重日産自動車株式会社(本社:三重県津市、社長:岩井 純朗)、日産プリンス三重販売株式会社(本社:三重県四日市市、社長:橘川 泰介)の4者は、「電気自動車を活用した災害連携協定」を締結しました[2]。三重県は、「走る蓄電池」としての電気自動車の特性を活かし、停電対策(EVからの給電)や大規模災害時の燃料不足でも移動手段等として防災対策での活用が期待でき、三重県の地域防災力向上に資することができます。この度、日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ活動」と三重県の地域防災力向上への取組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。
  • 2020年 (令和2年) 7月20日 - 桑名市(三重県桑名市、市長:伊藤 徳宇)と日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、ならびに、三重日産自動車株式会社(本社:三重県津市垂水、社長:岩井 純朗)の3者は、20日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました[3]。本協定の内容は、桑名市において、『地震災害等による大規模停電が発生した際に、市が指定する防災拠点施設や、防災関連施設等において、日産の販売会社である三重日産自動車より貸与される電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源として活用することで、施設等の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努めるとともに、電気自動車(EV)の普及を通じて、地域課題解決や環境負荷の低減に取り組む』というものです。
  • 2024年 (令和6年) 1月16日 - 三重県津市と、日産自動車株式会社、三重日産自動車株式会社の3者は、16日、「電気自動車及び再生可能エネルギーを活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結しました[4]。津市と日産自動車は、EVや再生可能エネルギーの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを行います。今後も、津市が目指す脱炭素社会の実現、ゼロ・エミッション社会の先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向けて取り組むというものです。

不祥事

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2024年8月9日、封印取付け業務について、使用済み封印の再利用をしていたとして国土交通省中部運輸局より6ヶ月間の封印取付けの委託停止となった[5][6][7]。委託停止期間中は、行政書士等に封印取付けを委託するとしている[7]

脚注

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出典

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  1. ^ 伊勢市と日産自動車、災害時における電気自動車からの電力供給に関する「災害連携協定」を締結”. 日産自動車ニュースルーム (2019年5月29日). 2019年5月30日閲覧。
  2. ^ 三重県と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結”. 日産自動車ニュースルーム (2019年8月27日). 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 桑名市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結”. 日産自動車ニュースルーム (2020年7月20日). 2024年12月5日閲覧。
  4. ^ 津市と日産自動車、電気自動車と再生可能エネルギーを活用した持続可能なまちづくりで連携”. 日産自動車ニュースルーム (2024年1月16日). 2024年12月5日閲覧。
  5. ^ 封印取付け受託者の不適切な取扱いに関する国土交通省の対応等について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省 物流・自動車局自動車情報課、2024年8月9日https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001758923.pdf2024年8月11日閲覧 
  6. ^ “国交省、自動車ディーラーの封印取付け業務に不適切な取扱いを確認 4者に業務委託解除、24者に委託停止”. Car Watch. (2024年8月9日). https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1615481.html 2024年8月11日閲覧。 
  7. ^ a b 封印取付け受託者の不適切な取扱いに関する国土交通省公表についてのお詫び』(PDF)(プレスリリース)三重日産自動車株式会社、2024年8月9日https://ni-mie.nissan-dealer.jp/content/dam/nissan/0360_%E4%B8%89%E9%87%8D%E6%97%A5%E7%94%A3%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE/pdf/FUIN.pdf2024年8月11日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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