三俣山 (大分県)
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三俣山 | |
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牧ノ戸峠展望台から望む三俣山(2013年3月) | |
標高 | 1,745 m |
所在地 |
日本 大分県竹田市 |
位置 | 北緯33度06分14秒 東経131度14分47秒 / 北緯33.10389度 東経131.24639度座標: 北緯33度06分14秒 東経131度14分47秒 / 北緯33.10389度 東経131.24639度 |
山系 | 九重山系 |
種類 | 溶岩ドーム |
三俣山の位置 | |
プロジェクト 山 |
三俣山(みまたやま)は、大分県竹田市と玖珠郡九重町の境界に位置する山であり、九重連山を形成する火山である。
概要
[編集]九重連山の代表的な登山口である長者原(ちょうじゃばる)から見て正面(南東側)に位置する山で、どこから見ても3つの峰が見えることからこの名がある。しかし、実際には、本峰、南峰、北峰、西峰の4つの峰から構成されており、最高峰の本峰に標高1,744.67 mの三等三角点が設置されている。北峰の山中には、大鍋、小鍋と呼ばれる2つの火口跡(凹地)がある。山と渓谷社選定の九州百名山、日本山岳会東九州支部選定の大分百山に選ばれている。
三俣山は、飯田火砕流以降-約15000年前までの火山活動によって形成され、複雑な構造をしている[1]。下位から順に、西峰を中心とする三俣山噴出物下部、指山溶岩、湯沢山溶岩、本峰を中心とする三俣山噴出物上部に区分される[1]。西峰と本峰は溶岩ドームであり、周囲を火砕流斜面で取り囲まれている[1]。三俣山の北西側に見られる松の台岩屑なだれ堆積物は、以前の研究では泉水山起源と考えられていたが[1]、2000年以降の研究では堆積物中の木片の年代測定より、三俣山火山成長途中での火山体崩壊が原因と考えられている[1]。 。