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七大聖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西遊記では牛魔王など孫悟空と義兄弟の契りを交わした妖仙はその場でみな、○○大聖を自称した。その兄弟を総称して「七大聖」と呼んだ[1]

なお、下表の通り牛魔王が一番上(つまり年長を意味する)である。上から順番に、、石猿、(竜の一種)、、獅子、獼猴(大型の)、(日本では尾の長いむく毛の猿とする)が本相である。このうちとは、蒲松齢聊斎志異』黒獣[2]の批評では猿を襲って食べる猿とし、『本草綱目』にも記述される[3]。なお『本草綱目』では果然[4]という猿がおりまたの名を𤟹(ぐ、犭偏に禺)という。

孫悟空(美猴王)と妖魔義兄弟
王号 大聖号
牛魔王
平天大聖
美猴王
斉天大聖
蛟魔王
覆海大聖
鵬魔王
混天大聖
獅駝王
移山大聖
獼猴王
通風大聖
𤟹狨王
駆神大聖

脚注

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