ワンダフルcha-cha
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「ワンダフルcha-cha」 | ||||||||
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山下久美子 の シングル | ||||||||
初出アルバム『DANCIN' IN THE KITCHEN』 | ||||||||
B面 | からっぽ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | EPレコード | |||||||
ジャンル | シティ・ポップ | |||||||
レーベル | BLOW UP/日本コロムビア | |||||||
作詞・作曲 |
呉田軽穂(作詞) 松任谷正隆(作曲) | |||||||
山下久美子 シングル 年表 | ||||||||
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「ワンダフルcha-cha」(ワンダフルチャチャ)は、1980年10月10日に日本コロムビアからリリースされた山下久美子の2枚目のシングルで、トヨタFF「Enjoy Economy」キャンペーン・イメージソングに起用された。
作品概要
[編集]デビューシングルである「バスルームより愛をこめて」から約4ヶ月ぶりのシングルで、作詞に松任谷由実(呉田軽穂名義)、作曲に松任谷正隆夫婦が担当した。
制作
[編集]デビューシングル「バスルームより愛をこめて」が発売された直後に、トヨタが販売していた『ターセル』と『コルサ』のCMソング[注 1]のタイアップが持ち上がり、当楽曲を制作することになった。
木崎賢治が、「チャチャのリズムでいこう」というアイデアで楽曲制作が開始され、作曲をデビューアルバム『バスルームより愛をこめて』の編曲を担当した松任谷正隆、作詞を松任谷由実に依頼した。当時、山下のディレクターだった福岡智彦は「早くもユーミンと仕事ができるなんて。私は小躍りしました」と懐古している[1]。だが、出来上がった歌詞を見た福岡は、ユーミンに「もう少しなんとかならないか」と何度も手直しをお願いしたが、ユーミンのマネージャーから「これ以上対応できない」と伝えられ、所謂出入り禁止宣言を勧告されたという[1]。
その後、山下がパーソナリティを務めたラジオ番組で、ユーミンがゲストとして出演し、トークの中で「あなたのディレクターが天下のユーミンに、歌詞を何度も直させてさぁ…」と苦言を発した[1]。
収録曲
[編集]全作曲・編曲: 松任谷正隆。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「ワンダフルcha-cha」 | 呉田軽穂 | |
2. | 「からっぽ」 | 菅原武彦 | |
合計時間: |
脚注
[編集]注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “まさかの出入禁止!ユーミンに怒られた「ワンダフルcha-cha」制作顛末”. Re:minder (2017年3月1日). 2020年3月26日閲覧。
- ^ “Kumiko Yamashita – ワンダフルcha-cha”. Discogs. 2020年3月26日閲覧。