ローラン・ビネ
表示
ローラン・ビネ Laurent Binet | |
---|---|
誕生 |
1972年7月19日(52歳) フランス・パリ |
職業 | 小説家 |
国籍 | フランス |
代表作 | 『HHhH』(2010年) |
主な受賞歴 |
ゴンクール賞最優秀新人賞(2010年) リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞(2011年) アンテラリエ賞(2015年) アカデミー・フランセーズ小説大賞(2019年) |
ウィキポータル 文学 |
ローラン・ビネ(フランス語: Laurent Binet、1972年7月19日 - )は、フランスの小説家。
人物・経歴
[編集]1972年、フランス・パリで生まれた[1]。パリ大学で現代文学を修め、兵役でフランス語教師としてスロヴァキアに赴任[1]。その後、パリ第3大学、パリ第8大学で教鞭をとった[1]。
2000年に Forces et faiblesses de nos muqueuses(我々の粘膜の強さと弱さ)でデビュー。2010年に発表した HHhH は高い評価を受け、2010年度のゴンクール賞最優秀新人賞と、2011年のリーヴル・ド・ポッシュ読者大賞を受賞した[1]。また、英語訳版は英米各紙で絶賛され、ニューヨーク・タイムズの「100 Notable Books of 2012」に選ばれた。日本語版は2013年に出版され[1]、本屋大賞翻訳小説部門で1位に選ばれるなど日本国内でも高い評価を受けた。同作は2017年に映画化された(邦題『ナチス第三の男』)。2015年には La Septième Fonction du langage(言語の第七の機能)でアンテラリエ賞受賞。
邦訳作品
[編集]- 『HHhH プラハ、1942年』高橋啓訳、2013年、東京創元社、海外文学セレクション
- 『言語の七番目の機能』高橋啓訳、2020年、東京創元社、海外文学セレクション
- 『文明交錯』橘明美訳、2023年、東京創元社、海外文学セレクション
作品
[編集]- Forces et faiblesses de nos muqueuses(2000年)
- La Vie professionnelle de Laurent B.(2004年)
- HHhH(2010年)
- Rien ne se passe comme prévu(2012年)
- La Septième Fonction du langage(2015年)
- Qu'est-ce que la gauche ?(共著、2017年)
- Civilizations(2019年)- アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞[2]
出典
[編集]外部リンク
[編集]- Laurent Binet (@LaurentBinetH) - X(旧Twitter)