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ローデッド (ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ローデッド』
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1970年4月-8月 アトランティック(ニューヨーク)
ジャンル アート・ロックロック
時間
レーベル コティリオン
プロデュース ジェフ・ハスラム、シェル・カガン、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド アルバム 年表
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドIII
(1969年)
ローデッド
(1970年)
スクイーズ
(1973年)
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ローデッド』(Loaded)は、1970年に発表されたアメリカのロックバンドヴェルヴェット・アンダーグラウンドの4枚目のスタジオ・アルバム。結成以来の中心メンバーだったルー・リードが在籍中に録音された最後のスタジオ・アルバムとなった。

ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において242位に選ばれている[1]

解説

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リードはこれまでのアルバムと同様、メイン・ソングライターとして全曲を作詞・作曲したが、収録曲10曲のうち4曲のリード・ヴォーカルをダグ・ユールに委ねている。

モーリン・タッカー はドラムとしてクレジットされているが、彼女は妊娠中でレコーディングには殆ど参加しておらず、実際にドラムを叩いたのはユール、ユールの弟ビリー・ユールと数人のスタジオ・ミュージシャンである。

本作は1970年4月から8月までに録音され、11月にアトランティック・レコードの子会社であるコティリオン・レコードから発表された。リードは録音終了の直後に開始されたツアーの途中で失踪し、本作が発表される前に脱退した。

収録曲

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作詞・作曲はルー・リードによる。

Side one
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「フー・ラヴズ・ザ・サン」(Who Loves the Sun)  
2.スウィート・ジェーン(Sweet Jane)  
3.ロックン・ロール(Rock & Roll)  
4.「クール・イット・ダウン」(Cool It Down)  
5.「ニュー・エイジ」(New Age))  
Side two
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ヘッド・ヘルド・ハイ」(Head Held High)  
2.「ロンサム・カウボーイ・ビル」(Lonesome Cowboy Bill)  
3.「アイ・ファウンド・ア・リーズン」(I Found a Reason)  
4.「トレイン・ラウンド・ザ・ベンド」(Train Round the Bend)  
5.「オー・スウィート・ナッシン」(Oh! Sweet Nuthin')  
合計時間:

パーソネル

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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
  • ルー・リード (Lou Reed) - リード・ボーカル、リズムギター、ピアノ
  • ダグ・ユール (Doug Yule) - ベース、ピアノ、オルガン、リードギター、アコースティックギター、ドラム、パーカッション、バック・ボーカル、リード・ボーカル (「フー・ラヴズ・ザ・サン」「ニュー・エイジ」「ロンサム・カウボーイ・ビル」「オー・スウィート・ナッシン」)[注釈 1]
  • スターリング・モリソン (Sterling Morrison) - リードギター、リズムギター、バック・ボーカル
  • モーリン・タッカー (Maureen Tucker) - ドラム ※クレジットのみ[注釈 2]
参加ミュージシャン
  • エイドリアン・バーバー (Adrian Barber) - ドラム (「フー・ラヴズ・ザ・サン」)
  • トミー・カスタグナロ (Tommy Castagnaro) - ドラム ( 「クール・イット・ダウン」「ヘッド・ヘルド・ハイ」)
  • ビリー・ユール (Billy Yule) - ドラム (「ロンサム・カウボーイ・ビル」「オー・スウィート・ナッシン」)

脚注

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注釈

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  1. ^ "Loaded (Fully Loaded Edition)"に収録された「Ride Into The Sun (Session Outtake)」でもリード・ボーカルを担当した。
  2. ^ "Loaded (Fully Loaded Edition)"に収録された「I'm Sticking with You (Outtake)」で歌い、「I Found a Reason (Demo)」でドラムを演奏しているとされている。

出典

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  1. ^ The 500 Greatest Albums of All Time” (英語). Rolling Stone (2020年9月22日). 2021年12月28日閲覧。

外部リンク

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