コンテンツにスキップ

ロミオとジュリエット (1908年のアメリカ合衆国の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロミオとジュリエット
Romeo and Juliet
監督 J・スチュアート・ブラックトン
原作 ウィリアム・シェイクスピア
出演者 ポール・パンザー
フローレンス・ローレンス
製作会社 ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ
配給 アメリカ合衆国の旗 ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ
日本の旗 横田商会
公開 アメリカ合衆国の旗 1908年6月6日
日本の旗 1910年5月1日
上映時間 約10分(1巻、915フィート)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

ロミオとジュリエット』(英語: Romeo and Juliet , 「ロミオとジュリエット」主人公らの名)は、1908年(明治41年)製作・公開、ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ(ヴァイタグラフ・スタジオ)製作・配給によるアメリカ合衆国サイレント映画短篇映画である[1]

略歴・概要

[編集]

ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカが当時量産していた短篇映画の1作であり、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』(1595年前後)の3度目の映画化作品であるとされる[2]。同作はアメリカ合衆国では、同年6月6日に公開された[1]。同年、イギリスでもゴーモンが映画化、11日後の同年6月17日に英国内で公開している[2][3]

日本では、日活の前身の1社である横田商会が配給し、1910年(明治43年)5月1日、東京・浅草公園六区富士館を皮切りに公開された[4]。同時上映は、 尾上松之助を主演に同社が製作した『小楠公』と詳細不明の同社製作作品『大杯酒戦の強者』である[5]

現在、本作の原版は散逸し現存しないが、上映用プリントが現存する[6]

スタッフ・作品データ

[編集]

キャスト

[編集]
クレジット順
アルファベット順

関連事項

[編集]

[編集]
  1. ^ a b Romeo and Juliet, Internet Movie Database (英語), 2010年7月27日閲覧。
  2. ^ a b William Shakespeare - IMDb(英語), 2010年7月27日閲覧。
  3. ^ Romeo and Juliet - IMDb(英語), 2010年7月27日閲覧。
  4. ^ a b 日本映画発達史 I 活動写真時代』 、田中純一郎中公文庫、1975年12月10日 ISBN 4122002850, p.190.
  5. ^ 小楠公日本映画データベース、2010年7月27日閲覧。
  6. ^ a b c Romeo and Juliet, silentera.com (英語), 2010年7月26日閲覧。
  7. ^ Josephine Atkinson - IMDb(英語), 2010年7月27日閲覧。
  8. ^ Charles Chapman - IMDb(英語), 2010年7月27日閲覧。

外部リンク

[編集]