コンテンツにスキップ

ロブ・ウェイレン

リンクを編集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ロブ・ウェイレン
Rob Whalen
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州モンロー郡ストラウズバーグ（英語版）
生年月日 (1994-01-31) 1994年1月31日（30歳）
身長
体重		 6' 2" ＝約188 cm
220 lb ＝約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト12巡目
初出場 2016年8月3日
最終出場 2018年6月15日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

ロバート・D・ウェイレン（Robert D. Whalen, 1994年1月31日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州モンロー郡ストラウズバーグ（英語版）出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

経歴

[編集]

プロ入りとメッツ傘下時代

[編集]

2012年のMLBドラフト12巡目（全体380位）でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ（英語版）でプロデビュー。1試合に登板した。

2013年もルーキー級キングスポートでプレーし、12試合に先発登板して3勝2敗、防御率1.87、76奪三振を記録した。

2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツとA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、2球団合計で14試合（先発12試合）に登板して9勝2敗、防御率1.94、63奪三振を記録した。

2015年は開幕からA+級セントルーシー・メッツでプレーした。

ブレーブス時代

[編集]

2015年7月24日にフアン・ウリーベ、ケリー・ジョンソンとのトレードで、ジョン・ガントと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[1]。移籍後は傘下のA+級カロライナ・マドキャッツでプレーし、移籍前を含めた2球団合計では18試合（先発17試合）に登板して5勝7敗、防御率3.35、68奪三振を記録した。

2016年は開幕からAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、AAA級グウィネット・ブレーブスを経て8月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。メジャーデビューとなった同日のピッツバーグ・パイレーツ戦では先発して5回を4失点で初勝利を挙げた[2]。だが、8月下旬に右肩を痛めて故障者リスト入りすると[3]、以降の登板は無かった。この年メジャーでは5試合に先発登板して1勝2敗、防御率6.57、25奪三振を記録した。

マリナーズ時代

[編集]

2016年11月28日にアレックス・ジャクソン、タイラー・パイクとのトレードで、マックス・ポブシー（英語版）と共にシアトル・マリナーズへ移籍した[4]。

2017年、マイナーでは傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで10試合に先発登板して0勝7敗、防御率6.58、43奪三振を記録した。メジャーでは2試合（先発1試合）の登板にとどまった。

2018年はAAA級タコマで7勝を挙げたがメジャー昇格の機会はなく、9月1日にDFAとなり[5]、5日にマイナー契約で残留した[6]。

2019年2月25日に自身のTwitter上で現役引退を表明した[7]。

メッツ傘下時代

[編集]

2020年1月27日に古巣のニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んで現役に復帰した[6]。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦での登板機会がないまま5月28日に自由契約となった[6]。

ツインズ傘下時代

[編集]

2021年3月5日にアメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのウェストバージニア・パワーと契約したが[6]、リーグ開幕前の5月1日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[6]。傘下AAA級セントポール・セインツで10試合、傘下AA級ウィチタ・ウィンドサージで1試合に登板したが、0勝4敗、防御率8.63という成績に終わり、8月10日に自由契約となった[6]。

独立リーグ時代

[編集]

2021年8月23日に北米独立リーグ・フロンティアリーグのワシントン・ワイルドシングスと契約した[8]。4試合に登板して2勝0敗、防御率1.76という成績を残した。

2022年もワシントン・ワイルドシングスと契約。17試合に先発登板してリーグ最多タイの12勝（3敗）、防御率3.67という好成績を残した[9]。

メキシカンリーグ時代

[編集]

2023年1月20日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル（メキシカンリーグ）のモンクローバ・スティーラーズと契約したが[6]、シーズン開幕前の4月10日に自由契約となった[10]。

投球スタイル

[編集]

平均88.6mph（約142.6km/h）のフォーシームを中心とし、それにシンカーとスライダーを織り交ぜる[11]。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]
年

度		 球

団		 登

板		 先

発		 完

投		 完

封		 無
四
球		 勝

利		 敗

戦		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝

率		 打

者		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 敬

遠		 与
死
球		 奪
三
振		 暴

投		 ボ
丨
ク		 失

点		 自
責
点		 防
御
率		 W
H
I
P
2016 ATL 5 5 0 0 0 1 2 0 0 .333 110 24.2 20 4 12 0 3 25 1 0 20 18 6.57 1.30
2017 SEA 2 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 31 7.1 7 1 2 0 2 2 0 0 5 5 6.14 1.23
2018 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 14 4.0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0.00 0.50
MLB：3年 8 6 0 0 0 1 3 0 0 .250 155 36.0 28 5 15 0 5 27 1 0 25 23 5.75 1.19

背番号

[編集]
  • 63（2016年 - 2018年）

脚注

[編集]
  1. ^ Joel Sherman (2015年7月24日). “Offense-needy Mets land Juan Uribe, Kelly Johnson from Braves” (英語). New York Post. 2017年12月15日閲覧。
  2. ^ Mark Bowman (2016年8月4日). “Whalen shows competitive edge in first win” (英語). MLB.com. 2017年12月15日閲覧。
  3. ^ Mark Bowman (2016年8月24日). “Wisler promoted after stint in Minors” (英語). MLB.com. 2017年12月15日閲覧。
  4. ^ Greg Johns (2016年12月9日). “Mariners acquire righties Whalen, Povse from Braves” (英語). MLB.com. 2017年12月15日閲覧。
  5. ^ Greg Johns (2018年9月1日). “Mariners bolster roster with Paxton, 6 callups” (英語). MLB.com. 2018年9月2日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。2024年7月3日閲覧。
  7. ^ “Rob Whalen: Announces retirement from baseball” (英語). CBS Sports (2019年2月26日). 2019年2月27日閲覧。
  8. ^ Chris Dugan (2021年8月23日). “Wild Things sign former major leaguer”. Observer-Reporter. 2022年9月18日閲覧。
  9. ^ “Individual Leaders”. Frontier League. 2022年9月18日閲覧。
  10. ^ “LMB: Movimientos en listas de reserva - 10 de abril de 2023”. MiLB.com (2023年4月3日). 2024年7月3日閲覧。（スペイン語）
  11. ^ “Robert Whalen Baseball Statistics 2012-2017”. Baseball Cube. 2017年12月15日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]

スタブアイコン

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ロブ・ウェイレン&oldid=100933442」から取得