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ロバート・ギャラリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロバート・ギャラリー
Robert Gallery
基本情報
ポジション オフェンシブタックル
オフェンシブガード
生年月日 (1980-07-26) 1980年7月26日(44歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アイオワ州マンチェスター
身長: 6' 7" =約200.7cm
体重: 325 lb =約147.4kg
経歴
大学 アイオワ大学
NFLドラフト 2004年 / 1巡目全体2位
初出場年 2004年
初出場チーム オークランド・レイダース
所属歴
2004-2010 オークランド・レイダース
2011 シアトル・シーホークス
2012* ニューイングランド・ペイトリオッツ
*オフシーズンまたはプラクティス・スクワッドとしての所属のみ
受賞歴・記録
NFL 通算成績
先発出場試合数 104試合
先発出場試合数 103試合
ファンブルリカバー 4回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ロバート・ギャラリー(Robert Gallery、1980年7月26日 - )はアイオワ州マンチェスター出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはタックルガード

経歴

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プロ入りまで

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高校時代はタイトエンドアウトサイドラインバッカーでプレーした。またバスケットボール陸上競技も行っており、走高跳で6フィート5インチを跳んでいる。

アイオワ大学に入学当時はタイトエンドであった彼は1年次の途中に右タックルにコンバートされた[1]。1年次には6試合で右タックルとして先発出場した。2年次の2001年には全試合で左タックルとしてプレーした。この年チームはビッグ・テン・カンファレンス最多の得点をあげて、4年ぶりにボウルゲームに出場した。3年次の2002年は全13試合に左タックルとして先発出場し、カンファレンスのファーストチームに選ばれた。チームは12年ぶりにカンファレンスで優勝、80年ぶりにシーズンを無敗で終えた。4年次の2003年には2年連続カンファレンスのファーストチームに選ばれるとともに、オールアメリカンファーストチーム、カレッジフットボールの最高のラインマンに与えられるアウトランド・トロフィーに選ばれた。アイオワ大学から同賞に選ばれたのは、アレックス・カラスカル・ジョーンズに次いで3人目であった。36試合連続で相手にQBサックを許さなかった彼は、NFLドラフトレポートからは、9.0と評価を受けた。この評価は1995年のドラフト前にトニー・ボセリが8.8と評価されて以来オフェンスラインの選手としては、最高のものであった[2]

オークランド・レイダース

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2004年NFLドラフト1巡全体2位でオークランド・レイダースに指名された。1年目は15試合に先発し3サックしか許さなかった。2年目の2005年は全16試合に先発出場し3.5サックしか許さなかった。3年目の2006年アート・シェルヘッドコーチが就任し、右タックルから左タックルにコンバートされた。開幕戦のサンディエゴ・チャージャーズ戦で彼が相手に3サックを許すなど、チームは9サックを許した。6試合に欠場した彼は10試合で10.5サックを許した。アート・シェルヘッドコーチが解任された後は、左ガードとしてプレーした[3]

2009年腓骨を骨折し、6試合に欠場した[4]

2010年の第1週、テネシー・タイタンズ戦で負傷退場した[5]。シーズン終了後、レイダースと契約延長について話し合ったが、800万ドルを求める彼に対してチームのオファーは、およそ250万ドルであり、フリーエージェントで移籍先を探すこととなった。レイダースでは2010年までの7シーズン、91試合に先発出場した[6]

レイダース退団以降

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2011年、フリーエージェントとなった彼は前年までレイダースのヘッドコーチだったトム・ケイブルがオフェンスラインコーチを務めるシアトル・シーホークス[7]3年契約を結んだ[8]。プレシーズンゲーム最終週のオークランド・レイダース戦で右ひざを負傷した[9]。この年12試合に先発出場した。

2012年3月14日、契約を2年残していたもののシーホークスから解雇された[10]。3月19日にニューイングランド・ペイトリオッツと契約を結んだが[11]、8月4日に現役引退を表明した[12]

人物

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ドラフト指名前、巨漢であるにもかかわらず、十分走ることができる彼は高い評価を受けた[13]

脚注

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  1. ^ Oakland Raiders' Robert Gallery: Does He Deserve the Bust Label?”. bleacherreport.com (2009年4月7日). 2014年1月12日閲覧。
  2. ^ BIO”. オークランド・レイダース. 2006年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月12日閲覧。
  3. ^ Oakland Raiders' Robert Gallery: Does He Deserve the Bust Label?”. bleacherreport.com (2009年4月7日). 2014年1月12日閲覧。
  4. ^ Vittorio Tafur (2010年5月3日). “Back surgery can't keep Gallery down”. サンフランシスコ・クロニクル. 2014年1月12日閲覧。
  5. ^ 【第1週】レイダーズ、敵地でタイタンズに38-13で敗れる”. オークランド・レイダース (2010年9月13日). 2014年1月12日閲覧。
  6. ^ アダム・シェフター (2011年3月3日). “Robert Gallery to leave Raiders”. ESPN. 2014年1月12日閲覧。
  7. ^ Christian Caple (2011年8月1日). “Robert Gallery will bring toughness, but he’s no ‘bad boy’”. blog.seattlepi.com. 2014年1月12日閲覧。
  8. ^ Gロバート・ギャラリーが引退”. アメフトNewsJapan (2012年8月4日). 2014年1月12日閲覧。
  9. ^ シーホークス、ギャラリー欠場ならOL変更も”. NFL JAPAN (2011年9月8日). 2014年1月12日閲覧。
  10. ^ Seahawks release Robert Gallery”. ESPN (2012年3月14日). 2014年1月12日閲覧。
  11. ^ Nick Underhill (2012年3月19日). “Patriots sign wide receiver Donte Stallworth and offensive lineman Robert Gallery”. MassLive.com. 2014年1月12日閲覧。
  12. ^ ペイトリオッツ、ベテランGギャラリーが引退表明”. NFL JAPAN (2012年8月5日). 2014年1月12日閲覧。
  13. ^ ビル・マークレビッツ (2004年). “HOT OFF THE GRIDIRON #110「“NFLドラフト 第1位指名権の行方は?”」”. NFL JAPAN. 2014年1月12日閲覧。

外部リンク

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先代
タイラー・ブレイトン
オークランド・レイダース
ドラフト1巡指名
2004年
次代
ファビアン・ワシントン