コンテンツにスキップ

レナト・リベイロ・カリスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レナト / レナチーニョ
名前
本名 レナト・リベイロ・カリスト
Renato Ribeiro Calixto
愛称 レナト、ヘナト
ラテン文字 Renato/ Renatinho
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1988-10-04) 1988年10月4日(36歳)
出身地 カルドーゾ
身長 168cm
体重 68kg
選手情報
ポジション FW (WG)
利き足 左足
ユース
2006-2007 ブラジルの旗 コリチーバ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2013 ブラジルの旗 コリチーバ 57 (6)
2008 ブラジルの旗 ロンドリーナ (loan) 9 (1)
2010 ブラジルの旗 アトレチコ・ゴイアニエンセ (loan) 0 (0)
2011 ブラジルの旗 ポンチ・プレッタ (loan) 34 (4)
2012-2013 日本の旗 川崎フロンターレ (loan) 57 (22)
2014-2015 日本の旗 川崎フロンターレ 47 (15)
2015-2020 中華人民共和国の旗 広州富力 98 (32)
2019 中華人民共和国の旗 天津天海(loan) 23 (6)
2021 ブラジルの旗 ポンチ・プレッタ 14 (1)
2022 ブラジルの旗 トンベンセ 25 (4)
2023 ブラジルの旗 アマゾナス 3 (0)
通算 367 (91)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

レナト・リベイロ・カリスト(Renato Ribeiro Calixto、1988年10月4日 - )は、ブラジルサンパウロ州カルドーゾ出身のサッカー選手アマゾナスFC所属。ポジションはフォワード

川崎フロンターレでの登録名はレナト。広州富力での登録名はレナチーニョ

来歴

[編集]

クラブ

[編集]

2012年、前年まで在籍したジュニーニョの後継者として期待され、川崎フロンターレに移籍した[1]。同年の開幕節、アルビレックス新潟戦でJリーグデビュー。FKから實藤友紀のゴールをアシストした[1]。続く鹿島アントラーズ戦でFKを直接決めて初得点を記録。風間八宏の監督就任後は一時的に出番を減らすが、夏場を超えて先発に復帰[1][2]。第31節浦和レッドダイヤモンズ戦では、直接FKの2得点を含むハットトリックを達成した[3]。その後も中村憲剛大久保嘉人らと共に川崎の強力な攻撃陣の中心となり、2013年にはリーグ戦28試合に出場して12得点を記録[4][5]。アシスト数は柏レイソル田中順也と並びリーグ最多を記録した[4][6]

2015年7月15日、中国の広州富力へ完全移籍[7][8]。移籍金は公表されていないが、その額は6億円と推定され、Jリーグ史上最高額ともいわれている[9]。川崎は「これは出せないだろう」という額の移籍金を設定していたが、広州はその満額を支払ったという[10]。なお、このとき川崎に支払われた多額の移籍金はクラブハウス建設費に使われたとされており、このハード面の充実が後の川崎の躍進に貢献したとも語られている[11]

人物

[編集]

ドラゴンボールの大ファン[12]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2007 コリチーバ セリエB
2008 ロンドリーナ
2009 アトレチコGO
2010 ポンチ・プレッタ セリエB
2011 コリチーバ セリエA
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2012 川崎 10 J1 29 10 6 1 2 3 37 14
2013 28 12 7 3 3 1 38 16
2014 30 6 4 2 0 0 34 8
2015 17 9 5 0 - 22 9
中国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2015 広州富力 31 超級
2016
通算 日本 J1 104 37 22 6 5 4 131 47
総通算 104 37 22 6 5 4 131 47
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2014 川崎 10 6 2
通算 AFC 6 2

出場歴

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 江藤高志. “F-スポット - ピックアッププレイヤー : レナト”. 川崎フロンターレ. 2015年7月21日閲覧。
  2. ^ “川崎F レナト鮮やか前半でハットトリック”. スポーツニッポン. (2012年7月11日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/11/07/kiji/K20121107004506570.html 2015年7月21日閲覧。 
  3. ^ “【川崎F】レナト前半だけでハット/J1”. 日刊スポーツ. (2012年7月11日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20121107-1043787.html 2015年7月21日閲覧。 
  4. ^ a b “【2014 J1】週刊サッカーダイジェスト担当記者が展望 川崎編”. 週刊サッカーダイジェスト. (2014年2月25日). http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=378 2015年7月21日閲覧。 
  5. ^ “川崎F レナトが完全移籍「必ずタイトル獲りたい」”. スポーツニッポン. (2013年12月24日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/24/kiji/K20131224007261520.html 2015年7月21日閲覧。 
  6. ^ “レナト&田中順10G10A/日刊アウォーズ”. 日刊スポーツ. (2013年12月26日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131226-1236034.html 2015年7月21日閲覧。 
  7. ^ 关于球员雷纳迪尼奥正式加盟广州富力足球俱乐部的公告広州富力公式サイト 2015年7月15日
  8. ^ レナト選手移籍のお知らせ 川崎フロンターレ公式サイト 2015年7月16日
  9. ^ “レナト電撃移籍の背景 バルサなどに匹敵 中国の潤沢な資金力”. スポーツニッポン. (2015年7月20日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/07/20/kiji/K20150720010770570.html 2015年7月21日閲覧。 
  10. ^ “[川崎F川崎Fに走った衝撃。レナト、広州富力への移籍が濃厚に”]. エル・ゴラッソ. (2015年7月14日). http://blogola.jp/p/56320 2015年7月21日閲覧。 
  11. ^ Jリーグ開催前日に…総額20億“ドタバタ退団”へ 電撃オファーで移籍成立「衝撃的でした」【コラム】”. www.football-zone.net (2024年5月28日). 2024年5月27日閲覧。
  12. ^ いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」2012年2月15日付記事。 Archived 2012年2月19日, at the Wayback Machine.

外部リンク

[編集]