レッドランサム
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レッドランサム | |
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欧字表記 | Red Ransom |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1987年 |
死没 | 2009年11月14日(22歳没)[1][2] |
父 | Roberto |
母 | アラビアII |
母の父 | Damascus |
生国 |
アメリカ合衆国 (ヴァージニア州)[1] |
生産者 | ポール・メロン[1][2] |
馬主 | ロークビーステーブル[1] |
調教師 | マッケンジー・ミラー(アメリカ)[2] |
競走成績 | |
生涯成績 | 3戦2勝 |
獲得賞金 | 3万4400ドル |
レッドランサム (Red Ransom) はアメリカ合衆国で生産された[2]競走馬、および種牡馬。馬名はオー・ヘンリーの短編小説『赤い酋長の身代金』に由来する[3]。
経歴
[編集]競走馬時代は3戦して2勝したのみ[1][2]で、種子骨の骨折により引退[1]した。デビュー戦となったサラトガ競馬場のダート5ハロン戦でコースレコードタイムを記録した[1][2]以外、目立った成績は残していない。
しかし1991年より[2]ケンタッキー州で種牡馬になる[1][2]と、その産駒からエレクトロキューショニストなどの活躍馬を多数出すことに成功。死亡した時点で98頭のステークス勝馬を輩出した[1]。オーストラリアへシャトルされた[1][2]ほか、イギリスのダルハムホールスタッドでも繋養されていた[1][2]。2009年、オーストラリアで手術後の合併症により[1][2]安楽死となった[1]。
おもな産駒
[編集]- 1992年産
- Bail Out Becky(デルマーオークス[1])
- Sri Pekan / スリペカン(シャンペンステークス、リッチモンドステークス、コヴェントリーステークス)
- 1994年産
- Intikhab / インティカブ(ダイオメドステークス、クイーンアンステークス)
- 1996年産
- Perfect Sting / パーフェクトスティング(2000年ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ[1][2]など)
- 1997年産
- Ekraar/ エクラール(ジョッキークラブ大賞)
- 2000年産
- Casual Look / カジュアルルック(2003年オークス[1][2])
- Ransom o'War(2003年バイエルンツフトレネン)
- 2001年産
- Electrocutionist / エレクトロキューショニスト(2005年ミラノ大賞、インターナショナルステークス[1]、2006年ドバイワールドカップ[1][2])
- 2003年産
- 2004年産
- ロックドゥカンブ(2007年ラジオNIKKEI賞、セントライト記念)[2]
- 2005年産
- Typhoon Tracy / タイフーントレーシー(2009年クールモアクラシック、マイヤークラシック、2010年CFオーアステークス、フューチュリティステークス、クイーンオブザターフステークス、2011年CFオーアステークス)
- 2006年産
- Reggane / レゲーネ(2010年E.P.テイラーステークス)
血統表
[編集]レッドランサムの血統ロベルト系 / Nearco 5×5×4=12.50%、Blue Larkspur 5×5=6.25%(父内)、Sir Gallahad III・Bull Dog 5×5=6.25%(父内) | (血統表の出典) | |||
父 Roberto 1969 鹿毛 |
父の父 Hail to Reason1958 黒鹿毛 |
Turn-to | Royal Charger | |
Source Sucree | ||||
Nothirdchance | Blue Swords | |||
Galla Colors | ||||
父の母 Bramalea1959 黒鹿毛 |
Nashua | Nasrullah | ||
Segula | ||||
Rarelea | Bull Lea | |||
Bleebok | ||||
母 *アラビアII Arabia 1977 鹿毛 |
Damascus 1964 鹿毛 |
Sword Dancer | Sunglow | |
Highland Fling | ||||
Kerala | My Babu | |||
Blade of Time | ||||
母の母 Christmas Wind1967 鹿毛 |
Nearctic | Nearco | ||
Lady Angela | ||||
Bally Free | Ballymoss | |||
Fair Freedom F-No.6 |