レオン・ムバ
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レオン・ムバ Léon M'ba | |
任期 | 1961年2月12日 – 1967年11月27日 |
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任期 | 1957年5月21日 – 1961年2月21日 |
出生 | 1902年2月9日 フランス領赤道アフリカ、リーブルヴィル |
死去 | 1967年11月27日(65歳没) フランス、パリ |
政党 | ガボン民主連合 |
配偶者 | ポーリーヌ・ムバ |
宗教 | カトリック教会 |
ガブリエル・レオン・ムバ(フランス語: Gabriel Léon M'ba, ンバ、1902年 - 1967年11月28日)は、ガボンの政治家で初代大統領。ファン族出身。ガボン民主党(PDG)の前身ガボン民主連合(BDG)の創設者。
生涯
[編集]フランス領赤道アフリカの一部であった時代の1957年5月21日、ガボン自治共和国内閣の初代首相に就任。1960年8月17日のガボン独立で初代大統領に就任した。ちなみに首相職は1961年2月21日まで兼任している。
ムバは政治家としては一貫して親仏の立場を取り続け、フランスからの自立を主張するジャン・イレール・オウバメと対立した。独立時にはオウバメのガボン民主社会同盟(UDSG)との連立政権を樹立したものの、独裁傾向を強めたムバは、1963年2月には連立を解消。1964年の議会選挙には強力な選挙介入を行い、反対派の妨害を行った。
1964年2月17日、オウバメ派のクーデターが発生してムバは失脚するが、フランス軍の介入により2日後には権力の座に復帰した[1]。その後、1967年3月の大統領選で再選されたが、同年11月末に死去。大統領職はアルベール・ベルナール・ボンゴ副大統領(後のオマール・ボンゴ・オンディンバ)に引き継がれ、強固な独裁体制のもとで長期政権が継続された。
脚注
[編集]- ^ 片山正人「現代アフリカ・クーデター全史」叢文社 2005年、126-129ページ ISBN 4-7947-0523-9