レオニード・ポロヴィンキン
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レオニード・ポロヴィンキン(キリル文字:Леонид Алексеевич Половинкин, ラテン文字:Leonid Alexandrovich Polovinkin、1894年7月20日 - 1949年2月8日)は、ロシアの作曲家。
生涯
[編集]クルガン出身。故郷でピアノ、ヴァイオリン、作曲、指揮を学んだ後、1917年にモスクワに出てゲオルギー・カトゥアール、セルゲイ・ワシレンコ、ニコライ・ミャスコフスキー、ニコライ・マルコ、レインゴリト・グリエールについて学んだ。
1924年、サンクトペテルブルクのアレクサンドリンスキー劇場の音楽監督となった。1926年にモスクワに戻って中央児童音楽劇場の音楽監督となり、その死まで務めた。また現代音楽協会のメンバーで書記となった。
作品
[編集]初期の作風はアレクサンドル・スクリャービンの影響を受けていたが、後に前衛的な作風となり、アレクサンドル・モソロフ、アナトーリー・アレクサンドロフ、ニコライ・ロスラヴェッツらとともにロシア・アヴァンギャルドを形成した。作品には4つの弦楽四重奏曲、5つのピアノソナタ、9つの交響曲、ピアノ協奏曲 などがある。