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ルドラヴァルマン1世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ルドラヴァルマン1世
रुद्रवर्मन् १
チャンパ王
在位 529年 - 565年

死去 565年?
王朝 第4王朝
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ルドラヴァルマン1世サンスクリット語: रुद्रवर्मन् १, ラテン文字転写: Rudravarman I, 生年不詳 - 565年?)は、チャンパ王国林邑国中国語版)第4王朝の初代国王(在位:529年 - 565年[1])。『梁書』では高式律羅跋摩ベトナム語: Cao Thức Luật Đà La Bật Ma)、『南史』では高戍律陀羅跋摩ベトナム語: Cao Thú Luật Đà La Bật Ma)と記される。

生涯

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マノラタヴァルマンサンスクリット語版の外孫[1]バラモンの子であった[2]が、ヴィジャヤヴァルマンの死後に即位した。

530年7月26日南朝に遣使して[2]武帝より持節中国語版都督縁海諸軍事・綏南将軍に任じられ、林邑王に封じられた。534年8月18日[2]542年にもまた梁に遣使した。543年4月李賁の支配する徳州中国語版に侵攻したが、その部将の范修ベトナム語版九徳郡で撃退された[2]

その治世にバドラヴァルマン1世が建てたシュリーシャーナヴァドレーシュヴァラのヴァドレーシュヴァラ廟が焼失している[2][3]。ルドラヴァルマン1世の死後、王位は子のシャンブヴァルマンが継承した[2]

出典

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  1. ^ a b Sharma, p. 107
  2. ^ a b c d e f Cœdès, p. 70
  3. ^ Sen, p. 528

参考資料

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  • George Cœdès (May 1, 1968). The Indianized States of South-East Asia. University of Hawaii Press. ISBN 978-0824803681 
  • Sailendra Nath Sen (1999). Ancient Indian History and Civilization. New Age Internationalisbn=978-8122411980 
  • Geetesh Sharma (2010). Traces of Indian Culture in Vietnam. Rajkamal Prakashan. ISBN 978-8190540148 
  • 梁書』巻三 本紀第三 武帝下
  • 『梁書』巻五十四 列伝第四十八 林邑国
  • 南史』巻七 梁本紀中第七 武帝下
  • 『南史』巻七十八 列伝第六十八 林邑国
  • 大越史記全書』外紀巻之四 前李紀 前李南帝
  • 冊府元亀』巻九百六十三 封冊第一
  • 『冊府元亀』巻九百六十八 朝貢第一
先代
ヴィジャヤヴァルマン
チャンパ王
第4王朝初代:
529年 - 565年
次代
シャンブヴァルマン