ルキノ (女優)
ルキノ ルキノ | |
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別名義 | 藤崎 ルキノ |
生年月日 | 1979年1月5日(45歳) |
出生地 | 日本・福岡県北九州市 |
身長 | 157 cm |
血液型 | AB型 |
職業 | 女優 |
ジャンル |
映画 舞台 |
活動期間 | 2003年 - |
事務所 |
アービング → まくびー → 月の石→フリー |
ルキノ(1979年1月5日 - )は、福岡県北九州市出身の女優。旧芸名は藤崎ルキノ(ふじさき ルキノ)。
来歴
[編集]15歳のときに地元で撮影された映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』のオーディションに合格し、新聞部員役で女優デビュー[1]。
福岡県立小倉高等学校卒業、立命館大学文学部心理学専攻中退。
1999年、20歳で上京し、インディーズ映画を中心に女優活動[1]。2004年、大学時代の同級生であった山口洋輝監督作品『グシャノビンヅメ』の主演をきっかけに、その時の役名「藤崎ルキノ」をそのまま芸名として採用した(その後「ルキノ」に改名)。
2005年から2007年の間、女優業を一時休業し、秋葉原にあるメイドカフェ「@ほぉ〜むカフェ」に勤務。@ほぉ〜むcafe発信のメイドルユニット「完全メイド宣言」メンバーの「ユーリ」として活動し、2005年度流行語大賞に「萌え〜」でノミネートされ、授賞式に招かれた。芸能界を諦めるつもりで始めたメイドカフェ店員だったが、これがきっかけでむしろメディア露出が増えた[1]。「完全メイド宣言」解散後は、知人の紹介で芸能事務所に所属。女優業に復帰し舞台を中心に活動。
2011年、初の写真集『トーキョールキノグラフ』を発売。
2012年5月、うしじまいい肉プロデュースで初のコスプレ写真集『るきののあぶない水着』を発売。以降、「エロコスプレ」で人気を博す。
2015年にはジャズ・ピアニスト西山瞳の、NHORHM名義でのアルバム・ジャケットで、後ろ姿でのヌードを披露した。
2016年、アトピー治療のため一年間の休業。同年に結婚(事実婚)の発表。
2018年、自身初のクラウドファンディングを敢行。「地獄DEマンボ☆」MVを制作した。「エロコスプレ」を引退。
2019年3月、「ルキノという女」個展を開催し、女優を引退。その後は夫とともに千葉県成田市の農村に移住し、半自給自足の生活を送っている[2]。
出演作品
[編集]映画
[編集]- 人コロシの穴(2003年、池田千尋監督)主演 - カンヌ映画祭シネフォンダション部門ノミネート。桐野ゆき名義。
- グシャノビンヅメ(2004年、山口洋輝監督)主演 - モントリオール・ファンタジア国際映画祭グランドブレーカーアワード銀賞受賞。
- 赤線(2004年、奥秀太郎監督)
- ココロ、オドル。(2004年、黒沢清監督)
- 赤猫(2004年、大工原正樹監督)
- 葬儀屋月子(2005年、山口洋輝監督、au EZチャンネル)
- カジノ(2007年、辻裕之監督)
- kingyo(2009年、エドモンド楊監督)主演 - ヴェネチア映画祭短編部門コンペティション参加。映文連アワード準グランプリ。
- シンダガイジン(2010年、コン・パフラック監督)主演
- エコエコアザラク -黒井ミサ ファースト・エピソード-(2011年、古賀新一監督)
- 別の顔(2013年、安藤ボン監督)主演 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014フォアキャスト部門入賞
- ポーラーサークル〜未知なる漫画家オムニバス〜(2013年、羽生生純監督)
- ハッピーネガティブマリッジ Part 1(2014年、横井健司監督、原作:甘詰留太)
- ハッピーネガティブマリッジ Part 2(2014年、横井健司監督、原作:甘詰留太)
テレビドラマ
[編集]CM
[編集]- ブルボン 「ブルボン ミルクココア繊維習慣」私の習慣篇(2007年- 2009年)
- リラクションスペース ラフィネ
舞台
[編集]- 天国より野蛮(朗読劇) (2004年1月、演出:売野雅勇、アレーナホール)
- 幕末義侠伝 〜CHUJI〜 (2008年2月、銀座博品館劇場)
- 中野ブロンディーズ (2008年3月、スペース・ゼロ / 2008年12月、新国立劇場)
- 柳生十兵衛(2008年6月、吉祥寺シアター)
- 飛行機雲(2008年9月、東京芸術劇場)
- 劇団鹿殺し『電車は血で走る』(2010年7月、東京芸術劇場)
- SHUFFLE(2010年8月、シアターサンモール)
- ザッパー熱風隊『Bark in the Bar〜バーで吠えろ〜』(2010年9月 - 10月)
- ザッパー熱風隊 熱風不敵舞台vol.4『トリリオンモンスター』(2011年1月、萬劇場)
- アリー・エンターテイメント『シコんでいこう!』(2011年3月、池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATER)
- ザッパー熱風隊『Bark in the Bar〜バーで吠えろ2〜』(2011年5月、Copastic Cafe Dining&Bar六本木)
- アリー・エンターテイメント『バラしていこう!?』(2011年6月、シアターグリーン BIG TREE THEATER)
- 財団、江本純子 vol.5「日本全国奇形鍋」 (2011年9月1日 - 4日、SPACE雑遊)
- 進戯団夢命クラシックス#11『Lullaby』(2011年11月9日 - 13日、SPACE107)
- ネルケプランニング『女の平和』(2011年12月3日 - 11日、俳優座劇場)
- 私設☆高円寺演劇協会『脳詐欺!〜手軽なお化けの作り方〜』(2012年8月28日 - 9月2日、RAINBOW cafe&grill)
- 劇団たいしゅう小説家 Present's THE☆JACABAL'S 『Ghost Recycle Project』(2013年1月23日 - 1月27日、萬劇場)
- IRONBANK コメディーショー『コトリミラクル』(2013年6月8日・9日・15日・16日、渋谷 FLAT)
PV
[編集]- COVER「SPIRAL」 三木聡監督/篠田昇撮影(2003年)
- 聖飢魔II「EL. DORADO」(2009年)
CDジャケット・モデル
[編集]- 『NHORHM』(2015年)- NHORHM(西山瞳)
インターネット
[編集]- ハギとこ! 第19回放送「モンハンフェスタ'11名古屋大会」大特集
- TGS_4GamerLive(2011年9月、Ustream)
- 藤崎ルキノのルキニーナイト (2013年11月 -、ニコジョッキー、 ニコニコ生放送)
- アダルトあ「グー◯ル真っ裸」
ROM写真集
[編集]- るきののあぶない水着(2012年5月5日、うしじまいい肉プロデュース)
- 謎のルキノX(2012年8月、満茶プロデュース)
- ふんどしを締めるルキノ(2012年12月、うしじまいい肉プロデュース)
- ちっぱいルキノのじがどり(2013年3月。以降全て自己プロデュース)
- るきの日本昔ばなし(2013年8月)
- ルキノと夏休みの国(2013年8月)
イメージビデオ
[編集]- ひとかた(2013年3月、アイドルファクトリー)
音楽
[編集]- 「忍者なの」(「伊賀の国忍者映画祭」公式テーマ)(2014年)
- 「地獄DEマンボ☆」(2018年)
書籍
[編集]- トーキョールキノグラフ(2011年3月7日、書肆侃侃房)ISBN 9784863850507
ディスコグラフィ(「完全メイド宣言」名義)
[編集]シングル
[編集]- 1st「メイディングストーリー」(2005年7月9日発売、BUNNY RECORD PBCG-10001)
- 2nd「新人メイドは胸胸きゅんきゅ〜ん」(2005年8月31日発売、PINK BUNNY RECORD PBCG-10002)
- 3rd「完全メイドのロックリスマス」(2005年11月30日発売、PINK BUNNY RECORD PBCG-10003)オリコンインディーズチャート2位
- 4th「バレンタイン〜愛込めハンドメイドチョコ〜」(2006年2月1日発売、PINK BUNNY RECORD PBCG-10004)
- 5th「メイドの新シンデレラストーリー」(2006年7月26日発売、PINK BUNNY RECORD PBCG-10006)
アルバム
[編集]- 『完全ベスト宣言1』(2006年2月15日発売、PINK BUNNY RECORD PBCG-10005)
DVD
[編集]- 『完全メイドのDVD宣言①』(2007年1月20日発売)
脚注
[編集]- ^ a b c “ルキノの履歴書|ルキノ|note”. note(ノート). 2021年3月31日閲覧。
- ^ “女優、メイド、コスプレイヤー。都会を謳歌したわたしが見つけた、第二の自由【ルキノ】 - ハタケト” (2020年10月16日). 2021年3月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- ルキノ (@noyumi) - X(旧Twitter)
- ルキノ ブログ - note
- 熊熊夫婦 - Instagram
- 東京アリス ― 完全メイド宣言・ユーリの徒然日記。― - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- 音楽WEBマガジン「ミュージックログ」取材