ルイーズ・ド・プリー
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8c/Louise_de_Prie.jpg/220px-Louise_de_Prie.jpg)
ルイーズ・ド・プリー(Louise de Prie, 1624年 - 1709年)は、ブルボン朝時代フランスの宮廷女官で、王家のガヴァネスをきわめて長期間務め、ルイ14世王(1661年 - 1672年)、その嫡子グラン・ドーファン(1682年 - 1691年)及び嫡孫ブルゴーニュ公(1704年 - 1709年)それぞれの子女の養育の責任者であった。
トゥシ侯爵ルイ・ド・プリーとその妻フランソワーズ・ド・サン=ジュレ=リュジニャン・ド・ランサックの間の次女で、両親の相続人としてトゥシ女侯爵となる。1650年11月22日陸軍元帥・カタルーニャ副王を務めたカルドヌ公爵フィリップ・ド・ラ・モート=ウーダンクールと結婚し、ラ・モート元帥夫人と呼ばれた。夫との間に3人の娘をもうけるが、1657年夫と死別した。
- フランソワーズ・アンジェリーク(1650年 - 1711年) - オーモン公ルイ=マリー=ヴィクトル・ドーモンと結婚
- シャルロット・エレオノール・マドレーヌ(1651年 - 1744年) - ヴァンタドゥール公ルイ・シャルル・ド・レヴィと結婚
- マリー・イザベル・ガブリエル・アンジェリーク(1654年 - 1726年) - ラ・フェルテ=サンネテール公アンリ=フランソワ・ド・サン=ネクテールと結婚
1709年ヴェルサイユで亡くなった。85歳だった。次女と三女が王家のガヴァネスを引き継いだ。
参考文献
[編集]- Augustin Cabanès, Mœurs intimes du Passé – Huitème série, Éducation de Princes, Albin Michel, Editeur, Paris, 3e mille.
- Jal, Auguste: Dictionnaire critique de biographie et d’histoire. Paris : Plon, 1867.