リンネ鉱
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リンネ鉱 | |
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分類 |
硫化鉱物 チオスピネルグループ |
シュツルンツ分類 | 2.DA.05 |
化学式 | Co+2Co+32S4 |
結晶系 | 立方晶系 |
対称 | Fd3m |
単位格子 | a = 9.43 A; Z = 8 |
晶癖 | 八面体結晶、塊状、粒状 |
双晶 | On {111} |
へき開 | Imperfect on {001} |
断口 | 亜貝殻状 |
モース硬度 | 4.5-5.5 |
光沢 | 金属光沢 |
色 | 鉄灰色から灰紫色 |
条痕 | 灰黒色 |
透明度 | 不透明 |
比重 | 4.8-5.8 |
変質 | 空気中で変色 |
文献 | [1][2][3] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
リンネ鉱またはリンネアイト(Linnaeite)は、Co+2Co+32S4の組成を持つコバルトの硫化鉱物である。1845年にスウェーデンのヴェストマンランド地方で発見され、スウェーデンの分類学者であるカール・フォン・リンネの名前に因んで命名された[1]。
ポリジム鉱(Ni+2Ni+32S4)と一連の固溶体を形成する[4]。他のコバルトやニッケルの硫化鉱物とともに、世界中の多くの場所の熱水鉱脈で見られる[3]。
出典
[編集]- Schumann, Walter (1991). Mineralien aus aller Welt. BLV Bestimmungsbuch (2 ed.). pp. 223. ISBN 3-405-14003-X