コンテンツにスキップ

リトルベリーズ (キャラクター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リトルベリーズとは、北海道産の小果実ハスカップアロニアシーベリーを特産品として認知度を高めるために作成された萌えキャラクターである。

来歴

[編集]

北海道が推進している「食クラスター構想」に沿う形で道や生産者、企業、研究機関で構成される「HASプロジェクト」が2010年11月19日に発表[1]。ポスター、チラシでの使用、さっぽろ雪まつりといったイベントへの出展だけでなく、これらの小果実は主にジャム菓子といった加工食品に使用されており、道外の加工業者でも使用されていることから、使用商品のパッケージに使用するシールの配布を予定しており[2]、一部の商品には既に貼付されているものもある。キャラクター原画作成にはクリプトン・フューチャー・メディアHMカンパニーなど札幌市に本社を置くプロジェクト参加企業が協力している。2012年には二次創作からリトルベリーズの二頭身キャラクターも制作され、公式お菓子パッケージなどに使用されている。また、2012年8月より長栄交通株式会社とのコラボでリトルベリーズ痛タクが1年間札幌市内を走る[3][4]。キャラクターのアニメーションを担当しているのは、イラストレーターえのきのこである。

キャラクター

[編集]

キャラクターは3種類の果実に合わせて3姉妹という設定となっており、衣装の色も果実に合わせている[2][4]

ゆう
ハスカップをイメージしたキャラクター。名の由来は原産地である勇払原野キタキツネをお供に連れている。
エリ
アロニアをイメージしたキャラクター。名の由来は学名の一部。フクロウをお供に連れている。
ラム
シーベリーをイメージしたキャラクター。名の由来は学名の一部。モモンガをお供に連れている。
リトルベリーズマネージャー
リトルベリーズのお世話をしている道庁の職員という設定のキャラクター。Twitterでのみ活動している隠れキャラ。

現在販売している商品

[編集]

かっこ内は発売日

脚注

[編集]
  1. ^ “北海道産果実、「萌えキャラで拡販」 包装などに使用”. 日本経済新聞 電子版 (日本経済新聞社). (2010年11月20日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFC1900Q_Z11C10A1L41000/ 2010年11月22日閲覧。 
  2. ^ a b 中川紗矢子 (2010年11月19日). “イメージキャラ:「リトルベリーズ」よろしくね ハスカップなど小果実をPR”. 毎日jp (毎日新聞社). http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101119hog00m040010000c.html 2010年11月22日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ “道産小果実PRに萌え系キャラ 道に「初音ミク」生んだ企業が協力”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年11月14日). オリジナルの2010年11月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101117055229/http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/259995.html 2010年11月22日閲覧。 
  4. ^ a b “道産果実に萌え~! 「3姉妹」でハスカップなどPR”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年11月20日). オリジナルの2010年11月20日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2010-1120-2349-58/www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/260954.html 2010年11月22日閲覧。 
  5. ^ “ハスカップのスイーツ続々 森永製菓は「旅するハイチュウ」”. 日本経済新聞 電子版 (日本経済新聞社). (2011年5月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFC2500S_W1A520C1L41000/ 2013年8月8日閲覧。 

外部リンク

[編集]