リチャード・ヒューズ (競馬)
リチャード・ヒューズ | |
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2013年阪神 | |
基本情報 | |
国籍 | アイルランド |
生年月日 | 1973年1月11日(51歳) |
騎手情報 | |
初免許年 | 1988年 |
騎手引退日 | 2015年7月19日 |
リチャード・ヒューズ(Richard Hughes、香港表記:夏偉卓、1973年1月11日 - )は、イギリスを拠点とする元騎手、現調教師。アイルランド・ダブリン出身。父は障害の名調教師でもあったデジー・ヒューズ、義父はイギリスリーディングにもなった名伯楽リチャード・ハノン(2013年調教師引退)。現在は義理の弟でもあるリチャード・ハノンJr厩舎の主戦騎手を務めている。
約5フィート10インチ(約178センチ)と騎手にしては長身である。
来歴
[編集]1988年、3月19日にナース競馬場の未勝利戦で騎手デビュー。
1993年、3月にヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップ出場のために来日し、日本での初騎乗を果たす。
1997年にはアイリッシュチャンピオンハードルを勝ち、障害G1も制覇した。
2001年から2007年まで、ハーリド・ビン・アブドゥッラー殿下と主戦契約を結ぶ。
2003年にはオアシスドリームとのコンビでジュライカップに勝ち英G1初制覇。このコンビでは続くナンソープステークスも勝ちG1連勝。オアシスドリームはこの年のカルティエ賞最優秀スプリンターに輝いた。
なお、2003年11月より短期免許取得で10年ぶりに日本で騎乗したが、騎乗停止等もありあまり勝つことはできなかった。
2012年、10月15日のウインザー競馬場で、ランフランコ・デットーリの記録に並ぶ1日7勝(全8レース中)を達成。また、この年172勝をあげて初のイギリス平地競走年間最多勝騎手。
2013年、スカイランターンとのコンビで1000ギニーに勝利し待望の英クラシック初制覇。またオークスではタレントとのコンビで優勝し、別馬での牝馬クラシック二冠を達成した。この年208勝をあげて2年連続のイギリス平地競走年間最多勝騎手に輝いた。また、12月には第27回ワールドスーパージョッキーズシリーズに初出場。49Pを獲得し初出場で初優勝を達成した。(翌年のワールドスーパージョッキーズシリーズにも出場したが20Pで9位)
2014年、161勝をあげて3年連続のイギリス平地競走年間最多勝騎手を達成。
2015年7月19日、夏のグッドウッド開催を最後に現役引退。引退後は調教師の道に進む。
主な勝ち鞍
[編集]イギリス
[編集]- 1000ギニー(2013年Sky Lantern)
- オークス(2013年Talent)
- チェヴァリーパークステークス(2006年Indian Ink、2014年Tiggy Wiggy)
- コロネーションステークス(2007年Indian Ink、2013年Sky Lantern)
- ファルマスステークス(2010年Music Show)
- スプリントカップ(2004年Tante Rose)
- ジュライカップ(2003年Oasis Dream)
- キングズスタンドステークス(1995年Piccolo(当時G2)、2014年Sole Power)
- ロッキンジステークス(2010年Paco Boy、2011年Canford Cliffs)
- ナッソーステークス(2010年The Fugue)
- ナンソープステークス(2003年Oasis Dream、2014年Sole Power)
- クイーンアンステークス(2009年Paco Boy、2011年Canford Cliffs、2014年Toronado)
- クイーンエリザベス2世ステークス(2013年Olympic Glory)
- セントジェームズパレスステークス(2010年Canford Cliffs)
- サセックスステークス(2010年Canford Cliffs、2013年Toronado)
- サンチャリオットステークス(2013年Sky Lantern)
- フィリーズマイル(2013年Chriselliam)
アイルランド
[編集]- アイリッシュ2000ギニー(2010年Canford Cliffs)
- モイグレアスタッドステークス(2012年Sky Lantern)
- アイリッシュチャンピオンハードル(1997年Cockney Lad)
フランス
[編集]- サンクルー大賞(2008年Youmzain)
- プール・デッセ・デ・プーラン(2004年American Post)
- プール・デッセ・デ・プーリッシュ(2002年Zenda)
- ディアヌ賞(2003年Nebraska Tornado)
- ジャンプラ賞(2010年Dick Turpin)
- ジャン・リュック・ラガルデール賞(2003年American Post、2012年Olympic Glory)
- クリテリウムドサンクルー(2006年Passage of Time)
- カドラン賞(1998年Invermark)
- イスパーン賞(2001年Observatory)
- ムーラン・ド・ロンシャン賞(2003年Nebraska Tornado)
イタリア
[編集]- イタリア大賞(1995年Posidonas)
- デルビーイタリアーノ(1996年Bahamian Knight)
- ヴィットーリオ・ディ・カープア賞(1996年Mistle Cat)
アメリカ
[編集]- ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ(2013年Chriselliam)
その他
[編集]- アルクォズスプリント(2015年Sole Power)