リシンク・ロボティクス
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リシンク・ロボティクス(英語: Rethink Robotics)[1]は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに本社を置く協働ロボット(産業用ロボットの一種)を開発、販売する企業。協働ロボットの分野では、「パイオニア」、「イノベータ」と称されている[2]。
2008年にマサチューセッツ工科大学で教授を務めていたロドニー・ブルックスがiRobotを退社して、アン・ウィッタカー(Ann Whittaker)と共に設立した[2]。協働ロボットとして双腕型のバクスターを2012年より、より小型な片腕型のソイヤーを2016年より販売を行っている[1]。
日本では、日本バイナリ―がバクスターの代理店になっており[3]、住友重機械工業が排他的流通契約を2015年に締結してソイヤーの販売、サービス提供を行っている[4]。
2008年の創業から現在までに約1億5000万ドルを調達したが、売上が計画を下回り現金が足りなくなっただけでなく、自社の買収交渉も実現することができず、2018年10月に突然の閉鎖となっている[5][6][7][8]。
出典
[編集]- ^ a b “リシンク・ロボティクス、研究・教育市場に向けロボット「ソイヤー(Sawyer)」を発表”. IoTニュース (2016年10月7日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ a b “アメリカのロボット事例まとめ、製造・物流・サービス・農業・医療でどう使われているのか”. ビジネス+IT (2017年4月5日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ 森山和道 (2014年11月28日). “「第6回ロボット大賞」&「Japan Robot Week 2014」レポート”. 森山和道の「ヒトと機械の境界面」. PC Watch. 2018年3月25日閲覧。
- ^ “リシンク・ロボティクスと住友重機械工業、日本での排他的流通パートナーシップを発表”. IoTニュース (2015年11月20日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ “レシンク・ロボティクス社が閉鎖。その理由は何か?” (英語). robonews.net. (2018年10月5日) 2018年10月6日閲覧。
- ^ “Rethink Robotics Closes its Doors” (英語). The Robot Report. (2018年10月3日) 2018年10月6日閲覧。
- ^ 「米リシンク・ロボティクスが事業をクローズ ルンバの開発で知られるロドニーブルックス博士らが設立 | ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン」『ロボスタ』。2018年10月6日閲覧。
- ^ “Robot pioneer Rethink shuts down - The Boston Globe”. BostonGlobe.com 2018年10月6日閲覧。