ランス・カーター
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州ブレイデントン |
生年月日 | 1974年12月18日(50歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1994年 MLBドラフト21巡目 |
初出場 |
MLB / 1999年9月15日 NPB / 2007年3月24日 |
最終出場 |
MLB / 2006年5月26日 NPB / 2007年9月7日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ランス・デイヴィッド・カーター(Lance David Carter , 1974年12月18日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州出身の元プロ野球選手(投手)。
経歴
[編集]1994年のMLBドラフト21巡目でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。1999年9月15日、メジャーデビュー。
2002年にタンパベイ・デビルレイズに移籍し、2003年には62試合に登板し7勝26セーブの成績を挙げ、オールスターにも出場した。
2006年、ロサンゼルス・ドジャースに移籍。
2007年、ドジャースと業務提携しているオリックス・バファローズに入団。抑え投手の候補として期待されていた。シーズン当初は抑えを務めていたが、球威不足からリリーフ失敗を重ね、結局前年度のクローザーだった加藤大輔にその座を譲る。その後、投手陣再編で先発に転向し、5月22日の広島戦で初先発初勝利を飾った。
しかし先発でも白星が伸びず、9月10日に登録抹消。そのまま1軍に昇格することなく、9月16日に球団から戦力外通告を受けた。
オフになり、トロント・ブルージェイズとキャンプ招待選手としてマイナー契約を結んだが、故障のため出場することができず、現役を引退した。
現役引退後は、2010年から2011年までフィラデルフィア・フィリーズ傘下ショートシーズンA級ウィリアムズポート・クロスカッターズのコーチを務め[1]、2014年からはサウスフロリダ大学でアシスタントコーチを務めた[2]。
2015年からはボストン・レッドソックス傘下の球団で投手コーチを歴任しており、2015年からはショートシーズンA級ローウェル・スピナーズ[3]、2018年からはA+級セイラム・レッドソックス[3]、2021年からはAA級ポートランド・シードッグスの投手コーチを務めている[2]。
プレースタイル・人物
[編集]外国人投手の中ではやや珍しく、高い制球力と変化球の多さを得意としている。ストレートは球速140km/h前後に留まるが、四球が少なく、変化球はカーブ・チェンジアップなど7種類あると言われる。また、ランナーを背負うと打ち込まれて失点するケースが目立った。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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1999 | KC | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 21 | 5.1 | 3 | 2 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.06 | 1.13 |
2002 | TB | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1.000 | 79 | 20.1 | 15 | 2 | 5 | 1 | 0 | 14 | 0 | 0 | 3 | 3 | 1.33 | 0.98 |
2003 | 62 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 5 | 26 | 2 | .583 | 328 | 79.0 | 72 | 12 | 19 | 6 | 4 | 47 | 0 | 0 | 39 | 38 | 4.33 | 1.15 | |
2004 | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 7 | .500 | 336 | 80.1 | 77 | 12 | 23 | 2 | 1 | 36 | 1 | 0 | 32 | 31 | 3.47 | 1.24 | |
2005 | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 5 | .333 | 239 | 57.0 | 61 | 9 | 15 | 1 | 1 | 22 | 0 | 0 | 31 | 31 | 4.89 | 1.33 | |
2006 | LAD | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 59 | 11.2 | 17 | 1 | 8 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 11 | 11 | 8.49 | 2.14 |
2007 | オリックス | 34 | 11 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 6 | 2 | .375 | 380 | 86.1 | 102 | 14 | 22 | 0 | 3 | 50 | 1 | 1 | 47 | 43 | 4.48 | 1.44 |
MLB:6年 | 181 | 0 | 0 | 0 | 0 | 13 | 12 | 29 | 14 | .520 | 1062 | 253.2 | 245 | 38 | 73 | 10 | 6 | 127 | 3 | 0 | 119 | 117 | 4.15 | 1.25 | |
NPB:1年 | 34 | 11 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 6 | 2 | .375 | 380 | 86.1 | 102 | 14 | 22 | 0 | 3 | 50 | 1 | 1 | 47 | 43 | 4.48 | 1.44 |
記録
[編集]- MLB
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2003年)
- NPB
- 初登板:2007年3月24日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)、9回裏に4番手で救援登板・完了、1回1失点
- 初奪三振:同上、9回裏に城所龍磨から
- 初セーブ:2007年3月27日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(京セラドーム大阪)、9回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初ホールド:2007年4月15日、対福岡ソフトバンクホークス5回戦(スカイマークスタジアム)、10回表に4番手で救援登板、2回無失点
- 初先発登板・初勝利・初先発勝利:2007年5月22日、対広島東洋カープ1回戦(京セラドーム大阪)、6回無失点
背番号
[編集]- 53 (1999年)
- 38 (2002年 - 2005年)
- 36 (2006年)
- 32 (2007年)
脚注
[編集]- ^ “Truby to return to Cutters in 2010”. MiLB.com (2009年12月15日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ a b “Sea Dogs 2021 Coaching Staff Announced”. MiLB.com (2021年1月29日). 2021年6月19日閲覧。
- ^ a b Ben Gellman (2018年1月9日). “Oliver Returns to Salem Helm in 2018”. MiLB.com. 2021年6月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 ランス・カーター - NPB.jp 日本野球機構