ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道28形蒸気機関車
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ランカシャー&ヨークシャー鉄道28形蒸気機関車 | |
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52592号機、ソーンヒル(Thornhill)で | |
基本情報 | |
運用者 | ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道 |
設計者 | ジョージ・ヒューズ |
製造所 | L&YR, ホーウィッチ工場 |
製造年 | 1909年-1912年 |
主要諸元 | |
軸配置 | 0-6-0 |
軌間 | 1,435 mm |
機関車重量 | 47.2 t |
動輪径 | 1.549 m |
シリンダ数 | 2気筒 |
シリンダ (直径×行程) | 521 mm × 660 mm |
弁装置 | ジョイ式[1] |
ボイラー圧力 | 1.24 MPa |
燃料 | 石炭 |
引張力 | 121.9 kN |
ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道28形(Lancashire and Yorkshire Railway Class 28)は、ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道(L&YR)が導入した蒸気機関車の一形式。L&YR 27形にベルペヤ火室を付け、踏み板と前部砂箱を拡張して改造したものである。大きなシリンダと過熱蒸気発生装置も設置された。動輪直径は5フィート1インチ (1.549 m)。
所有権の変更
[編集]1922年に暫定的にロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(LNWR)に、その後1923年にロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)に継承、12515 - 12619 の番号が付けられ、3F形の形式が付与された。1936年より廃車が発生し、1948年に残存していた35台がイギリス国鉄に渡り、空き番だった52528 - 52619 の番号が割り振られた[2]。
フィクション
[編集]ウィルバート・オードリーの絵本「汽車のえほん」とそのテレビシリーズ「きかんしゃトーマス」に登場するジェームスのモデルとなった[3]。オードリーは6つの動輪を持つ2-6-0の車輪配置へと変更して描いた。他に見た目で明らかな相違点として、前部泥除けの上に砂箱がない点が挙げられる[4]。
参考文献
[編集]- ^ “Rail UK Steam Loco Class Information”. Railuk.info. 2012年3月26日閲覧。
- ^ Ian Allan ABC of British Railways Locomotives, 1948 edition, part 3, page 43
- ^ ウィルバート・オードリー; G Awdry (1987). The Island of Sodor: Its People, History and Railways. Kaye & Ward. pp. 129–130. ISBN 0-434-92762-7
- ^ “James”. (The real prototype locomotives that inspired the Rev W Awdry). The Real Lives of Thomas the Tank Engine. 27 January 2011閲覧。