ラノラジン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Ranexa |
Drugs.com | monograph |
MedlinePlus | a606015 |
ライセンス | EMA:リンク、US Daily Med:リンク |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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薬物動態データ | |
生物学的利用能 | 35 to 50% |
血漿タンパク結合 | ~62% |
代謝 | Extensive in liver (CYP3A, CYP2D6) and intestine |
半減期 | 7 hours |
排泄 | Kidney (75%) and fecal (25%) |
データベースID | |
CAS番号 | 142387-99-3 |
ATCコード | C01EB18 (WHO) |
PubChem | CID: 56959 |
IUPHAR/BPS | 7291 |
DrugBank | DB00243 |
ChemSpider | 51354 |
UNII | A6IEZ5M406 |
ChEBI | CHEBI:87681 |
ChEMBL | CHEMBL1404 |
化学的データ | |
化学式 | C24H33N3O4 |
分子量 | 427.55 g·mol−1 |
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ラノラジン(Ranolazine)は、ラネクサ(Ranexa)などの商品名で販売されている、狭心症の治療に用いられる医薬品である[1]。通常、他の医薬品が用いられるが、それらの効果が不十分な場合に併用される[2]。女性の方が男性よりも効果が少ない[1]。投与法は経口である[1]。
一般的な副作用には、便秘、頭痛、吐き気、めまい、などがあげられる[1]。重度の副作用には、QT延長などがあげられる[1]。肝硬変を患っている人への投与は推奨されない[1]。
ラノラジンの作用機序は明確ではないが、アデノシン三リン酸の関与によるものと考えられる[1]。
ラノラジンは、2006年に米国で医薬品として承認された[1]。
2019年の英国の国民保健サービスにかかる1か月分の費用は約50ポンドである[2]。米国での1か月分の卸売り価格は約343米ドルである[3]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “Ranolazine Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 22 March 2019閲覧。
- ^ a b British national formulary : BNF 76 (76 ed.). Pharmaceutical Press. (2018). pp. 210. ISBN 9780857113382
- ^ “NADAC as of 2019-02-27” (英語). Centers for Medicare and Medicaid Services. 3 March 2019閲覧。