ライタ
ライタ | |
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キュウリとミントのライタ | |
別名 |
रायता, রাইতা Pachadi |
フルコース | 調味料 |
発祥地 | インド、パキスタン、バングラデシュ |
地域 | 北インド, パキスタン, シレット |
提供時温度 | 冷 |
主な材料 | ヨーグルト、キュウリ、ミント |
派生料理 | ダヒチャトニー, パチャディ |
46 kcal (193 kJ) | |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
ライタ(英語: Raita)は、主にインドやパキスタン、バングラデシュなどの南アジア諸国で食される乳製品ベースの料理である。
概要
[編集]ダヒ(ヨーグルト、カードともされる)と生又は調理した野菜、また稀に果物やヒヨコマメ粉の揚げ衣から作る。
西洋の料理で最も近いものは、ディップまたは温サラダである。調味料とされることもあるが、食塩、コショウ、マスタード、ホースラディッシュ等の、料理をよりスパイシーにする西洋の伝統的な調味料とは違い、ライタはカレーやケバブ等のアジア料理に対して冷やす効果を持つ。ベジタリアン用のインド料理では、フラットブレッドをライタ、チャツネ、ピクルスとともに食べることがある。
ヨーグルトは、コリアンダー、ローストしたクミンシード、ミント、カイエンペッパー、チャート・マサラ、その他のハーブやスパイスで味付けされる。
用語
[編集]raitaという言葉はヒンディー語に由来し、19世紀頃に初めて書物に現れた[1]。ヒンディー語やウルドゥー語のraitaという言葉は、サンスクリット語で「クロガラシ」という意味のrajikaと「刺激がある」という意味のtiktakaに起源を持つ[2]。南インド、特にケーララ州やタミル・ナードゥ州では、伝統的なライタはパチャディ(pachadi)と呼ばれる。
また、その主な材料から単にダヒと呼ばれることもある。
作り方
[編集]クミンとクロガラシを揚げ、これをみじん切りにした生の野菜や果物(キュウリ、タマネギ、ニンジン、パイナップル、パパイヤ等)及びヨーグルトと混ぜる[3]。
味付けに、生のショウガとニンニクのペースト、青唐辛子のペーストを用い、からしのペーストを加えることもある。
インド北部では、小さく揚げたヒヨコマメ粉を入れ、塩味またはスパイシーな味つけをして冷やしたboondi raithaを作る。ライタは、インドやパキスタンのスパイシーな料理を食べた口を冷やす効果がある[4]。インド南部のライタのことはパチャディと呼ぶ。
種類
[編集]ライタは、野菜、豆、果物の主な3つの材料からつくることができる。これらをヨーグルトと混ぜ、様々な味付けをすることによって、様々な種類のライタになる[5]。
野菜のライタ
[編集]- トマトとタマネギのライタ
- キュウリのライタ
- ニンジンのライタ
- カボチャのライタ
- ジャガイモのライタ
- ミントとラッカセイのライタ
- ホウレンソウのライタ
- ツノニガウリのライタ
- テーブルビートのライタ
- ヒョウタンのライタ
- ナスのライタ
豆のライタ
[編集]果物のライタ
[編集]関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ Sedgwick, Fred (2009). Where words come from: A dictionary of word origins. London: Continuum International Publishing group. ISBN 9781847062741
- ^ "Raita". Merriam Webster.
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引数が必須です。 (説明) - ^ Mehta Gambhir, Aloka (25 May 2011). “Tandoori chicken with Tomato Raita”. The Times of India 30 January 2012閲覧。
- ^ Cultural Food Practices. American Dietetic Associat. (2009). pp. 244. ISBN 9780880914338
- ^ Basic Food Preparation (Third Edition). Orient Longman Private limited. (1986). ISBN 81-250-2300-3