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ヤンマル山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤンマル山の位置(ソウル特別市内)
ヤンマル山
ソウル特別市内での位置

ヤンマル山(ヤンマルさん、朝鮮語: 양말산)は、大韓民国ソウル特別市永登浦区汝矣島の、現在の国会議事堂の場所に、かつて存在していた[1][2]

かつてはこの山に牧場を設けてを育てていたため、ヤンマ山養馬山羊馬山양마산)と呼ばれ、後にヤンマル山(「マル」は「」を意味する朝鮮語の固有語である)と称されるようになった[1][3]。また、麓の平地はヤンマル原양말벌)と呼ばれていた[3]

この山の高さは海抜およそ190mであった。 汝矣島漢江の中の島であるが、この山は水害を免れる場所であったため、それが現在の「汝矣島」の地名の由来となったとする説もある[1][2]

現在は、この山を削った場所に、国会議事堂が建設されている[1][2]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d [영등포] 영등포동, 여의도동, 양화동,신길동, 대림동 - 영등포구” [[永登浦] 永登浦洞, 汝矣島洞, 楊花洞, 新吉洞, 大林洞 - 永登浦区] (朝鮮語). ソウル特別市(서울특별시) (2014年2月28日). 2015年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月22日閲覧。 “여의도동 여의도동은 잉화도(仍火島), 나의도(羅衣島), 나의주(羅衣洲) 라고도 불렸던 동으로, 여의도가 홍수로 인하여 휩쓸릴 때도 제일 높은 곳인 지금의 국회의사당에 자리 잡았던 양말산만은 물에 잠기지 않고 나타나 부근 사람들이 “나의 섬” 이니 “너의 섬” 이니 하고 서로 지칭하다 만들어졌다는 설이 있다. 그 중 ‘너의 섬’의 우리말 발음을 딴 이두어로 표기한 데에서 여의도가 되었다고 한다. / * 양말산 : 지금의 국회자리로 엣날부터 말이나 양을 기르던 산으로, 말을 기르는 양마산(養馬山) 또는 양을 기르는 양마산(洋馬山)의 의미로 불리웠음.”
  2. ^ a b c 汝矣島漢江公園”. 韓国旅行とソウル旅行ならばソウルツアー. 2015年11月22日閲覧。 “汝矣島は“君の島”という意味がある[注 1]。毎年の水害によって、平地のほとんどが水に浸かったが、現在の国会議事堂があるヤンマル山(養馬山/羊馬山)だけは水害の被害に合わなかった。その時周辺の人々は、この山を“私の島”“君の島”と呼ぶようになり、これを漢字で表して現在の汝矣島となったといわれている。”
  3. ^ a b ydpccc (2011年6月15日). “여의도에 있었던 양말산” [汝矣島にあったヤンマル山] (朝鮮語). 永登浦文化院 (Yeongdeungpo Cultural Center). 2015年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月22日閲覧。 “여의도(汝矣島)의 제1고지(第1高地)이던 양말산은 옛날부터 말이나 양(羊)을 기르던 중심지가 되었기 때문에 양마산(養馬山) 또는 양마산(羊馬山)의 의미로 그렇게 불리어 온 것이라고 한다. 양말산 앞 넓은 곳은 또 양말벌로 불리어졌다.”

注釈

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  1. ^ この場合、「汝」はで“”(2人称代名詞、君)と読み、「矣」はで“”(連体修飾助詞、「~の~」と同様の意味)と読む。つまり、郷札表記である。

座標: 北緯37度31分55.21秒 東経126度54分50.66秒 / 北緯37.5320028度 東経126.9140722度 / 37.5320028; 126.9140722