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ヤモリ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤモリ属
フタホシヤモリ Gekko monarchus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : ヤモリ下目 Gekkota
: ヤモリ科 Gekkonidae
亜科 : ヤモリ亜科 Gekkoninae
: ヤモリ属 Gekko
学名
Gekko
Laurenti, 1768
英名
True gecko
Calling gecko

ヤモリ属(ヤモリぞく、Gekko)は、有鱗目ヤモリ科に属する属。コバンヤモリ属とも呼ばれる[1]

分布と生息地

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東南アジアを始めとしたアジア各地に広く分布する。森林から都市まで、幅広い環境に適応している[1]

形態

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最大種のトッケイヤモリは最大全長35cmに達する。体は扁平で全身は細かい鱗で覆われる。四肢には趾下薄板が発達し、垂直壁や滑らかな面を移動することができる[1]

分類

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約90種が分類される[2]。トビヤモリ属は系統的に本属に含まれることが判明した。日本ではオキナワヤモリとニシヤモリという未記載種が知られる。和名は中井(2020)を参考[1]


脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 中井穂瑞領『ヤモリ大図鑑 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説』誠文堂新光社、2020年、280-281頁。ISBN 978-4-416-62048-9
  2. ^ Gekko in reptile database”. 2024年10月30日閲覧。

関連項目

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