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ヤマサトイモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤマサトイモ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: サトイモ科 Araceae
: サトイモ属 Colocasia
: ヤマサトイモ C. antiquorum
学名
Colocasia antiquorum
Schott
シノニム
  • Colocasia tonoimo Nakai
  • Colocasia fontanesii Schott
  • Colocasia gaoligongensis H.Li & C.L.Long
  • Colocasia gongii C.L.Long & H.Li
  • Colocasia lihengiae C.L.Long & K.M.Liu
和名
ヤマサトイモ
英名
Eddoe

ヤマサトイモ学名: Colocasia antiquorum)はサトイモ科サトイモ属の植物である。大陸中国での別名は野芋

特徴

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中国原産で大陸中国の江南地域等の海抜400 mから1,800 mの日陰で湿潤な森林に生える。

利用

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中国日本では食用品種として栽培されており、西インド諸島等でも導入されている。英語圏では eddoe または eddo、スペイン語圏では malangas、ポルトガル語圏では cará または inhame と呼ばれるが、ヤバネサトイモ属英語版ヤマノイモ属と混称されるので注意が必要である。[1]

別名、品種

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野芋頭、檳榔芋、野山芋(江西)、紅広菜(貴州省榕江、剣河、鎮遠)、

  • Colocasia antiquorum var. toonoimo T.Itô, 1940 - 唐芋(トウノイモ)、海老芋[2]

脚注

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  1. ^ Purseglove, J.W. 1972. Tropical crops. Monocotyledons. Longman & John Wiley, Harlow and New York.
  2. ^ ヤマサトイモ”. 植物和名ー学名インデックス YList. 2017年11月14日閲覧。

参考文献

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  • 昆明植物研究所. “野芋”. 《中国高等植物数据庫全庫》. 中国科学院微生物研究所. 2009年2月22日閲覧。

外部リンク

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  • ウィキメディア・コモンズには、ヤマサトイモに関するカテゴリがあります。