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ヤナギバグミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤナギバグミ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : 真正バラ類I Eurosids I
: バラ目 Rosales
: グミ科 Elaeagnaceae
: グミ属 Elaeagnus
: ヤナギバグミ E. angustifolia
学名
Elaeagnus angustifolia L.
英名
Silverberry
Russian olive
Elaeagnus angustifolia

ヤナギバグミ(柳葉茱萸、学名: Elaeagnus angustifolia)は、被子植物グミ科グミ属に属する植物で、中央アジア乾燥地帯でよく見られる。沙漠などの乾燥に強く、タマリスクコトカケヤナギと共に「沙漠の3英雄(植物)」とも呼ばれる。

中国語名称は「砂棗」(さそう、すななつめ)で、隣国・中国新疆ウイグル自治区に多く生育しているので、そこへの旅行経験者も含めて日本でもスナナツメと呼ぶ人もいる[1]フランスでは「ボヘミアオリーブ」と呼ばれている[2]。果実は「トレビゾンドデーツ」と呼ばれる[2]

ヨーロッパへは、1633年に植物学者ジョン・パーキンソンによってイギリスへ持ち込まれ、1730年にドイツに広がった[2]。フランスなどでは各地沿岸の砂地の道端などに野生化し、在来植物相と競合する侵略的外来植物となっている[2]

参照項目

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脚注

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  1. ^ ヤナギバグミ(ZKG植物辞典)
  2. ^ a b c d セルジュ・シャール 著、ダコスタ吉村花子 訳『ビジュアルで学ぶ木を知る図鑑』川尻秀樹 監修、グラフィック社、2024年5月25日、66頁。ISBN 978-4-7661-3865-8