ヤエヤマラセイタソウ
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ヤエヤマラセイタソウ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Boehmeria yaeyamensis Hatusima | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ヤエヤマラセイタソウ |
ヤエヤマラセイタソウ(八重山羅背板草、Boehmeria yaeyamensis)は、イラクサ科カラムシ属の多年草。
概要
[編集]日本の八重山諸島固有種で、石垣島、西表島及び与那国島にのみ分布する。海岸の日当たりのよい岩場や荒地に生育する。
多年草で、高さ30~70cmになる。茎は直立、あるいは束生し、粗毛を生やす。葉は対生、卵状円形で、長さ4~10cm、先端は鈍頭、裏面に粗毛を生やし、葉縁に鋸歯がある。雄花序は単立し長さ10~20cm、雌花序は円錐花序で、葉腋から腋生し長さ3~10cmになる。
生育地では、家畜の放牧が行われており、食害による個体数減少が懸念される。
保護上の位置づけ
[編集]準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックにも掲載されている。
- 沖縄県:絶滅危惧II類
参考文献
[編集]- 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
- 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年。
外部リンク
[編集]- 野の花賛花 - ヤエヤマラセイタソウの写真・説明