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モルガネ・リボー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モルガネ・リボー
基本情報
ラテン文字 Morgane Ribout
フランスの旗 フランス
生年月日 (1988-01-11) 1988年1月11日(36歳)
身長 166cm
選手情報
階級 女子57kg以下級
JudoInside.comの詳細情報
獲得メダル
柔道
世界柔道選手権
2009 ロッテルダム 57kg級
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モルガネ・リボー: Morgane Ribout1988年1月11日 - )は、フランスの女子柔道家。身長166cm。得意技は内股[1]

来歴

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モルガネ・リボーは1988年1月11日にフランスのリールで生まれ[2]、ビュー=ベルカン(fr:Vieux-Berquin)で子供時代を過ごし[3]、5歳のころからオーブールダン(fr:Haubourdin)で柔道を始めた[4]。フリュージュ(fr:Fruges)の大学(Collège Jacques BREL)のスポーツ学科(高校柔道セクション)に入学し、アミアンポワチエで開催されたポール・フランス(強化合宿)にも連続して参加している[5]。アミアンでは1992年バルセロナオリンピック金メダリストカトリーヌ・フローリがコーチについた[6]。卒業後の2007年6月からはイル=ド=フランス地域圏ポントー=コンボーにある柔道クラブ・ラガルデールパリレーシング[脚注 1]に所属し、国立スポーツ体育研究所(INSEP)の招集も受けた。

彼女が17歳の時、2006年のフランス選手権で3位になったものの、その後のフランス国際柔道大会では成功しなかった[5]。2007年11月にはヨーロッパ柔道選手権大会で銅メダルを獲得した。2007年世界柔道選手権大会では、バーバラ・ハーレル(fr:Barbara Harel)に代わってナショナルチームに入り[7]、グランドスラム・パリで2位になった実績によって2009年には正式な代表となり欧州選手権に参加した。欧州選手権ではポルトガルテルマ・モンテイロに敗れたものの、敗者復活戦に勝利して銅メダルを獲得した。

数か月後、彼女はフランス選手団に再び選ばれてオランダロッテルダムで開かれる世界選手権の出場権を得た。アテネオリンピック銅メダリストのユリスレイディス・ルペテイ(en:Yurisleidy Lupeteyキューバ)や同じくアテネオリンピック銅メダリストのデボラ・フラベンステイン(en:Deborah Gravenstijnオランダ)と同一ブロックに当たるも準決勝まで進出した。準決勝では日本松本薫大腰で一本勝ちを収めた。決勝では再びポルトガルのテルマ・モンテイロとの対戦となったが有効を取って勝利し優勝を収めた[1][8]

2012年ロンドンオリンピックには出場できなかった[1]

2014年3月には現役引退を表明すると、総合格闘技に転進した。2017年4月にはレバノンでデビュー戦を行い、エジプトの選手を破った[9][10]

戦績

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日付 大会 階級 順位
2010年2月6日 グランドスラム・パリ(パリ) 57kg以下級 2位
2009年12月13日 グランドスラム・東京(東京) 57kg以下級 3位
2009年8月27日 世界柔道選手権大会(ロッテルダム) 57kg以下級 1位
2009年7月4日 グランドスラム・リオデジャネイロ(リオデジャネイロ) 57kg以下級 5位
2009年4月24日 ヨーロッパ柔道選手権大会トビリシ 57kg以下級 3位
2009年2月7日 グランドスラム・パリ(パリ) 57kg以下級 2位
2009年1月17日 フランス選手権(パリ) 57kg以下級 3位
2008年11月21日 U23-ヨーロッパ柔道選手権大会(ザグレブ) 57kg以下級 7位
2008年3月1日 ワールドカップ・ワルシャワ(ワルシャワ) 57kg以下級 3位
2008年2月23日 スーパーワールドカップ・ハンブルク(ハンブルク) 57kg以下級 5位
2007年11月24日 U23-ヨーロッパ柔道選手権大会(ザルツブルク) 57kg以下級 3位
2007年8月19日 U20-A-トーナメント(ウィーン) 57kg以下級 3位
2007年5月19日 U20-A-トーナメント(リヨン) 57kg以下級 3位
2007年4月22日 U20-フランス選手権(パリ) 57kg以下級 1位
2007年3月25日 U20-A-トーナメント(コインブラ) 57kg以下級 2位
2007年2月24日 U20-国際オープントーナメント(サンス) 57kg以下級 1位
2006年7月29日 U20-A-トーナメント(pl:Cetniewo) 57kg以下級 1位
2006年4月23日 U20-フランス選手権(パリ) 57kg以下級 3位
2006年2月26日 U20-国際オープントーナメント(サンス) 57kg以下級 1位
2006年1月14日 フランス選手権 (アミアン) 57kg以下級 3位
2005年4月3日 U20-A-トーナメント(コインブラ) 57kg以下級 1位
2005年2月19日 U20-国際オープントーナメント(サンス) 57kg以下級 3位
2004年11月13日 ジュニアトーナメント(サン=ロー) 57kg以下級 3位
2004年3月14日 U17-国際トーナメント 57kg以下級 2位
2004年3月14日 ジュニアトーナメント Roger Serzian (ベルフォール) 57kg以下級 2位
2003年6月15日 フランストーナメント(パリ) 57kg以下級 2位

脚注

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  1. ^ ラガールデールパリレーシング公式サイト(フランス語)

出典

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  1. ^ a b c listes des judokas
  2. ^ site du Lagardère Paris Racing.” (フランス語). 2010年11月20日閲覧。
  3. ^ Marie Jansana (2009年8月28日). “« La Sec-Boisienne Morgane Ribout est championne du monde de judo »” (フランス語). ヴォワ・デュ・ノール. 2010年11月20日閲覧。
  4. ^ « 2009, l'année Morgane Ribout »” (フランス語). sur franceolympique.com, site du CNOSF. 2010年11月20日閲覧。
  5. ^ a b Sébastien Blondé (2007年11月22日). “« L'éclosion éclair de Morgane Ribout »” (フランス語). sur leparisien.fr. 2010年11月20日閲覧。
  6. ^ Christine Duchâtelet (2009年9月2日). “« Morgane Ribout a décroché l'or »” (フランス語). sur lindicateurdesflandres.fr. 2010年11月20日閲覧。
  7. ^ Peggy Bergère. “« Possamaï au révélateur »” (フランス語). sur lequipe.fr. 2010年11月20日閲覧。
  8. ^ « Ribout championne du monde »” (フランス語). sur lequipe.fr (2009年8月26日). 2010年11月21日閲覧。
  9. ^ Morgane Ribout raccroche
  10. ^ MMA : l'ex-judokate Morgane Ribout est «aux anges» après sa première victoire