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モノクローム (Uruのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『モノクローム』
Uruスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
チャート最高順位
Uru アルバム 年表
  • モノクローム
  • (2017年)
『モノクローム』収録のシングル
  1. 「星の中の君」
    リリース: 2016年6月15日
  2. 「The last rain」
    リリース: 2016年10月26日
  3. フリージア
    リリース: 2017年2月15日
  4. 「しあわせの詩」
    リリース: 2017年6月7日
  5. 「奇蹟」
    リリース: 2017年11月8日
ミュージックビデオ
「追憶のふたり (映画「悪と仮面のルール」ver.)」 - YouTube
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モノクローム』は、日本の歌手Uruの1作目のオリジナル・アルバム。2017年12月20日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズから発売された。

概要

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Uruにとって初となるアルバム作品。アルバムタイトルは「『これがUruである』みたいなものがパッと見てわかるもの」ということを前提に、「白と黒の世界から出て来て、そこが出発点でもあるから」「デビュー前はライブ活動を行なわず、狭い世界で活動を行なっていたから単色だった」という理由で付けられた[5]。デビュー曲「星の中の君」から先行シングルとして発売された「奇蹟」までのシングル5曲のほか、タイアップ曲を含む全14曲が収録された[6][7]

初回生産限定盤(映像盤)、初回生産限定盤(カバー盤)、通常盤の3形態で発売され、映像盤にはシングル5曲のミュージック・ビデオと前年9月に開催されたデビュー・ライブ『Uru Live「SS」』からのライブ映像を収録したBlu-ray、カバー盤にはUruがデビュー前よりYouTubeにて公開していた100曲のカバーからセレクトされたカバー曲と新たに録音されたカバー曲を収録したCDが付属[8]。また2024年6月15日には、デビュー8周年を記念して初回生産限定盤(カバー盤)の収録内容を網羅した『モノクローム Cover Complete Edition』を配信リリースした[9]

チャート成績

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2018年1月1日付のオリコン週間アルバムランキングとBillboard Japan Hot Albumsチャートで初登場18位を獲得し、同日付のBillboard Japan Top Albums Salesチャートでは初登場16位を獲得した[1]

収録内容

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DISC 1 : CD(全形態共通)
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「追憶のふたり」UruUruKan Sano
2.「奇蹟」Uru
  • B.EYES
  • ENNE
冨田恵一
3.フリージアUru岩見直明Tomi Yo
4.「鈍色の日」Uru川口大輔川口大輔
5.「ホントは、ね」Uru川村結花MIHASHI TAKAYUKI
6.「しあわせの詩」Urulotta田上陽一
7.「Sunny day hometown」Uru内藤英雅Shingo Suzuki
8.「fly」Uru
  • Hidenori
  • Uru
宗本康兵
9.「The last rain」UruUru蔦谷好位置
10.「いい男」UruUru宗本康兵
11.「アリアケノツキ」UruHidenoriMIHASHI TAKAYUKI
12.「娘より」Uru宇佐美宏MIHASHI TAKAYUKI
13.「すなお」UruUru武部聡志
14.「星の中の君」
  • Hidenori
  • Uru
  • Hidenori
  • Tomi Yo
  • Hidenori
  • Tomi Yo
合計時間:
DISC 2 : CD(カバー盤)
全編曲: Uru。
#タイトル作詞・作曲時間
1.草野正宗
2.たしかなこと小田和正
3.木蘭の涙
4.THE OVER
5.OH MY LITTLE GIRL尾崎豊
6.「真赤」椎木知仁
7.ハッピーエンド清水依与吏
8.中島みゆき
合計時間:
DISC 2 : Blu-ray(映像盤)
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「星の中の君」(Music Video)   
2.「The last rain」(Music Video)   
3.「フリージア」(Music Video)   
4.「しあわせの詩」(Music Video)   
5.「奇蹟」(Music Video)   
6.「WORKAHOLIC」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
7.「PUZZLE」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
8.「ホントは、ね」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
9.「Sunny day hometown」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
10.「The last rain」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
11.「アリアケノツキ」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
12.「すなお」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   
13.「星の中の君」(Uru Live「SS」@東京グローブ座 〜Debut Live〜)   

曲の解説

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  1. 追憶のふたり
    ファントム・フィルム配給映画『悪と仮面のルール』の主題歌で、別れた元恋人の幸せを願う女性の気持ちで歌ったバラード。アレンジにはジャズブラックミュージックの要素が取り入れられた[10]
  2. 奇蹟
    5thシングルで、本作からの先行シングル。
  3. フリージア
    3rdシングル。
  4. 鈍色の日
    デビュー後まもなくして書いた楽曲で、発売前よりライブで披露していた[5]。歌詞は川口大輔より渡された楽曲を聴いた段階で、Uruが想像した「頑張ってもうまくいかず、中途半端でぼんやりした感情」を描いたもの[5]
  5. ホントは、ね
    キヤノンピクサス」CMソング[7]
  6. しあわせの詩
    4thシングル。
  7. Sunny day hometown
    キヤノンピクサス」CMソング[7][11]
  8. fly
    歌詞は、Uruが幼少期に読んでいた絵本『ラチとらいおん』をイメージして書いたもので、同作に登場するライオンの視点の歌詞となっている[5]
  9. The last rain
    2ndシングル。
  10. いい男
    次作『オリオンブルー』には、この楽曲と対になる楽曲「いい女」が収録された[12]
  11. アリアケノツキ
    デビュー前から存在していた楽曲で、歌詞はUruの父が死去した時の母の日記を元になっている[5]。「鈍色の日」と同様に発売前からライブで披露していた[5]
  12. 娘より
  13. すなお
    NTT西日本 WebCMソング[7]
  14. 星の中の君
    1stシングルで、デビュー曲。

以下、カバー盤に収録。

  1. スピッツのカバー曲[7]
  2. たしかなこと
    小田和正のカバー曲[7]
  3. 木蘭の涙
    スターダストレビューのカバー曲[7]
  4. THE OVER
    UVERworldのカバー曲[7]
  5. OH MY LITTLE GIRL
    尾崎豊のカバー曲[7]
  6. 真赤
    My Hair is Badのカバー曲[7]
  7. ハッピーエンド
    back numberのカバー曲[7]
  8. 中島みゆきのカバー曲[7]

出典

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  1. ^ a b Billboard Japan Hot Albums|Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年1月1日). 2020年4月21日閲覧。
  2. ^ モノクローム|Uru”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月21日閲覧。
  3. ^ Billboard Japan Hot Albums|Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年1月1日). 2020年4月21日閲覧。
  4. ^ Billboard Japan Download Albums|Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年1月1日). 2020年4月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e f もりひでゆき(インタビュー)「Uru「モノクローム」インタビュー|成長と変化を刻んだ記念すべき1stアルバム」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2頁https://natalie.mu/music/pp/uru02/page/22020年4月21日閲覧 
  6. ^ “Uru、1stアルバム『モノクローム』収録内容&アートワーク公開 『奇蹟』発売記念動画配信も”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2017年10月31日). https://realsound.jp/2017/10/post-123836.html 2020年4月21日閲覧。 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l “Uru初アルバムでバクナン、スピッツ、マイヘアほかカバー”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年10月31日). https://natalie.mu/music/news/254901 2020年4月21日閲覧。 
  8. ^ “Uru、1stアルバム『モノクローム』を12月にリリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2017年10月17日). https://www.barks.jp/news/?id=1000147947 2020年4月21日閲覧。 
  9. ^ Uru、デビュー記念日にアルバム3作品のオリジナル曲+カバー盤を全曲網羅したコンプリート・エディションをサプライズ配信リリース”. skream! (2024年6月15日). 2024年6月16日閲覧。
  10. ^ “玉木宏主演『悪と仮面のルール』主題歌にUru抜擢”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2017年10月6日). https://www.barks.jp/news/?id=1000147612 2020年4月21日閲覧。 
  11. ^ もりひでゆき(インタビュー)「Uru「モノクローム」インタビュー|成長と変化を刻んだ記念すべき1stアルバム」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、1頁https://natalie.mu/music/pp/uru022020年4月21日閲覧 
  12. ^ 須藤輝(インタビュー)「Uru「オリオンブルー」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2頁https://natalie.mu/music/pp/uru03/page/22020年4月21日閲覧 

外部リンク

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