コンテンツにスキップ

メルヴィン・エルサレム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メルヴィン・エルサレム
基本情報
本名 Melvin Oliva Jerusalem
階級 ミニマム級
身長 157cm
リーチ 157cm
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
誕生日 (1994-02-22) 1994年2月22日(30歳)
出身地 ブキドノン州マノロ・フォルティッチタガログ語版
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 24
KO勝ち 14
敗け 3
テンプレートを表示

メルヴィン・オリバ・エルサレム英語: Melvin Oliva Jerusalem1994年2月22日 - )は、フィリピンプロボクサーブキドノン州マノロ・フォルティッチ出身。現WBC世界ミニマム級王者。元WBO世界ミニマム級王者。

来歴

[編集]

2014年、セブ島での試合でプロデビュー。

2017年1月25日、タイピッサヌローク県WBC世界ミニマム級王者のワンヒン・ミナヨーティンに挑戦するも、試合途中でエルサレムのローブローによる反則で1点減点されたこともあり、12回0-3(113-114×2、113-115)の判定負けで、王座獲得に失敗した[1]

2021年7月16日、OPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦を同国人のトト・ランデロと行い、12回判定勝ちで王座を獲得した[2]

OPBF王座獲得後はノンタイトル戦2試合に勝ち、2023年1月6日、エディオンアリーナ大阪にてWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆ワタナベボクシングジム)に挑戦し、2回1分4秒でTKO勝ちして王座を獲得した[3]

2023年2月27日、WBO本部で行われた王者のエルサレムとWBO世界ミニマム級2位の指名挑戦者オスカー・コラーゾとの間で行われるWBO世界同級タイトルマッチの入札で、コラーゾを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズとプロモシオーネ・ミゲール・コットが152,000ドルを提示して、亀田興毅率いる3150FIGHTの101,000ドルを抑えて興行権の落札を許した[4][5]

2023年5月27日、カリフォルニア州インディオファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノでWBO世界ミニマム級2位の指名挑戦者オスカー・コラーゾと対戦するも、7回終了後にエルサレムが棄権した為TKO負けを喫し王座から陥落した[6]

2024年3月31日、名古屋国際会議場イベントホールでWBC世界ミニマム級王者の重岡優大に挑戦。重岡から2度のダウンを奪って12回2-1(114-112×2、113-114)の判定勝利を収め世界王座に返り咲いた[7]

2024年9月22日、メトロマニラのマンダルヨン・シティ・カレッジでWBC世界ミニマム級1位にして無敗の記録を持つルイス・カスティージョと対戦し、12回3-0(120-107×2、118-109)の判定勝ちを収めカスティージョに初黒星を与えると同時に初防衛に成功した[8]

獲得タイトル

[編集]
  • OPBF東洋太平洋ミニマム級王座(防衛0=返上)
  • WBO世界ミニマム級王座(防衛0)
  • WBC世界ミニマム級王座(防衛1)

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
リト・ダンテ
第23代OPBF東洋太平洋ミニマム級王者

2021年7月16日 - 2023年(返上)

空位
次タイトル獲得者
N/A
前王者
谷口将隆
WBO世界ミニマム級王者

2023年1月6日 - 2023年5月27日

次王者
オスカー・コラーゾ
前王者
重岡優大
WBC世界ミニマム級王者

2024年3月31日 - 現在

次王者
N/A